食器棚の買取相場が知りたい! 高く売れる食器の特徴やコツなどを解説


まだ使える食器棚をゴミとして処分するのはもったいないですよね。けれども、買い取ってもらえるかどうか分からない……そんな悩みを抱えている方に、食器棚を買取に出すコツを紹介します。また、どんな食器棚が高く売れるのか・相場がいくらなのか把握しておくと、納得できる値段で売ることができるでしょう。

本記事では、食器棚を買取に出すポイントだけでなく、買取業者選びのコツなども解説します。

  1. 高く売れる食器棚のポイントと買取相場
  2. 食器棚を買取に出す前に確認すべきポイント
  3. 食器棚を買取に出す方法
  4. 買取業者選びのポイント
  5. 食器棚の買取に関してよくある質問

この記事を読むことで、食器棚を高く売るコツなどが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.高く売れる食器棚のポイントと買取相場

最初に、高く売れる食器棚のポイントと買取相場をチェックしておきましょう。

1-1.容量が大きく、機能性が優れているもの

基本的に、食器棚は使用年数が浅く状態が良ければ買い取ってもらえる傾向があります。特に、容量が大きく、機能性が優れているものは高価買取が期待できるでしょう。容量が大きい食器棚は収納力が抜群なので、大人数の家庭でも食器が収納できます。逆に、容量が小さく1人暮らしの食器棚は、なかなか中古として売れません。さらに、容量が大きいことに加えて機能性が抜群の食器棚は中古でも高い値段で買い取ってもらえます。白系の食器棚は中古市場で需要があるため、より高価買取が期待できるでしょう。

1-2.世界三大銘木が使われている

食器棚に使われている多くは木材ですが、特に世界三大銘木といわれているチーク・ウォールナット・マホガニーで作られている食器棚は高く売れるでしょう。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • チーク:水に強く、船舶や建築などの材料として広く使用されていた。現在は輸入も厳しく制限されているため、なかなか手に入れにくい貴重な木材
  • ウォールナット:耐衝撃性・加工性などに優れており、無垢材として人気が高い
  • マホガニー:加工がしやすく、ワシントン条約に定められているほど貴重な木材

世界三大銘木で作られている食器棚はレア価値があるため、高く売れる傾向があります。中古でも高い値段でも買いたい人がいるので、中古市場における需要は高いといえるでしょう。

1-3.人気メーカーの食器棚

再利用できる状態かつ人気メーカーの食器棚も高く売れるポイントです。食器棚の人気メーカーといえば、以下が挙げられます。

  • IDC大塚家具
  • 綾野製作所
  • キツツキ
  • カリモク
  • パモウナ
  • 松田家具
  • ウニコ

また、買取相場は販売額のおよそ3~5%といわれていますが、人気メーカーは中古市場で需要があるので5%以上の値がつく可能性もあります。たとえば、綾野製作所の食器棚19万円、ウニコのオープン食器棚で約12万円です。元値が高い食器棚ほど買取額も高くなるでしょう。

2.食器棚を買取に出す前に確認すべきポイント

ここでは、食器棚を買取に出す前に確認すべきポイントをいくつか紹介します。

2-1.汚れや傷がついていないか

査定に出す前に、必ず食器棚に汚れや傷がついていないか確認してください。前述したように、買取対象となる食器棚は、激しい傷や汚れがついていない状態のものです。においが染みついていたり、目立つ汚れやカビがついていたりする食器棚は、人気メーカーでも買い取ってもらえないか査定額が低くなる可能性があります。また、引き出しや戸に不具合が起きていないか・すり傷がないか・塗装が剝がれていないかどうかもチェックしてください。

2-2.メーカーと型番をチェックする

状態とあわせて、メーカーと型番も事前にチェックしておきたいポイントです。多くの食器棚には、上棚の扉を開けると、内側にメーカー名や型番・サイズが書かれたシールが貼ってあります。そこをチェックすれば、買取業者も査定がしやすくなるので査定額が上がるかもしれません。買取依頼がスピーディーに進めることができるため、事前にチェックしてください。

2-3.搬出経路も要チェック!

食器棚は背の高い家具なので、搬出経路もしっかりとチェックしておかなければなりません。特に、大容量の食器棚は部屋の扉や玄関から搬出できるのか、サイズまわりを把握しておく必要があります。特に、マンションやアパートの場合、階段またはエレベーターを使うことになるでしょう。事前にサイズをチェックすると同時に、買取業者に搬出経路の確認をとっておくことをおすすめします。依頼したけれど運べなかった、ということがないように注意しましょう。

3.食器棚を買取に出す方法

ここでは、食器棚を買取に出す方法を解説します。

3-1.家具の買取専門店に依頼する

人気メーカーや大容量で状態のいい食器棚を売りたい場合、家具の買取を中心に行っている業者に依頼する方法があります。家具の買取専門店は、どのような食器棚が中古市場で需要があるのかを把握しているため、適切な買取額で取引ができるでしょう。価値があるものや高価買取が期待できる食器棚は、買取専門店への査定依頼を検討してください。ただし、ほかの業者よりも査定が厳しめなので、中古市場で需要がないものは買取不可になる可能性があります。買い取ってもらえない場合は、ほかの方法で処分しなければなりません。

3-2.リサイクルショップを利用する

買取専門店で買い取ってもらえなかった場合、リサイクルショップを利用するのも選択肢の1つです。リサイクルショップは買取専門店よりも査定があまく、多少の傷や汚れがついていたとしても買い取ってもらえる可能性があります。けれども、査定があまい分、査定額が低くなってしまうので注意が必要です。買取額が安くても買い取ってもらいたい方は、査定を依頼するといいでしょう。また、リサイクルショップによっては店頭への持ち込みが基本となっているところもあります。自分たちで運ばなければならないのか、事前の確認が大切です。

3-3.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者の中には、買取サービスを行っているところがあります。回収と買取が同時に利用できるため、買取不可になったとしても回収してもらえるのが大きなメリットです。わざわざほかの方法を探したり、自分たちで処分したりする必要がないので、手間と時間が省けるでしょう。食器棚の状態がよく人気メーカーであれば、高価買取も期待できます。食器棚のほかにも処分したい不用品があれば、不用品回収業者にまとめて依頼してみてはいかがでしょうか。

3-4.ネットオークション・フリマアプリを利用する

自分で売る場合、ネットオークションやフリマアプリを利用する方法があります。インターネットを通じて自分で値段を決めることができるのはもちろん、全国区から買い手を見つけられる点が大きなメリットです。ただし、大きなサイズの場合、買い手に送るまでの作業が面倒に感じるでしょう。専門業者に依頼することもできますが、送るための費用がかかってしまいます。また、必ずしも買い手が現れるとは限りません。それらのデメリットを踏まえた上で、ネットオークションやフリマアプリを利用したほうがいいでしょう。

4.買取業者選びのポイント

ここでは、買取業者選びのポイントを解説します。

4-1.家具など買取実績があるか

買取業者を選ぶ際は、ホームページに記載されている買取実績をチェックしてください。買取実績がある業者は、買取可能な商品が多く、どのようなサービスを行っているか具体的な説明書きがあります。また、買取の流れや高価買取のポイントといったノウハウも掲載しているところなら、安心して依頼できるでしょう。できるだけ、ホームページで買取業者の特徴が分かるところを選んでください。逆に、簡単な内容しか記載されていない・どのような商品を買い取っているのか分からないという業者は悪徳業者の可能性があるので要注意です。

4-2.古物商や産業廃棄物収集運搬許可を取得しているか

基本的に、買取業者は都道府県の知事から古物商の許可を取得していなければなりません。古物商の許可を取得していない業者は、不正を働く悪徳業者の可能性が高いといえるでしょう。優良業者はきちんと許可を取得しており、許可番号をホームページなどに掲載しています。買取業者を選ぶ際は、許可を取得しているか必ずチェックしましょう。また、不用品の回収を行っているところは、産業廃棄物収集運搬許可が必要となります。

4-3.スタッフの対応が丁寧でスピーディーか

買取業者選びの際は、スタッフの態度にも注目してください。どのような質問にも丁寧に答えてくれたり、親身になって話を聞いたりしてくれるスタッフなら、安心して依頼できるでしょう。また、査定時はなぜこの買取額になったのか、きちんと説明してくれるものです。説明もなしに勝手に安価で買い取ろうとする業者には注意してください。スタッフの対応が良いところは優良業者、悪いところは悪徳業者と判断しましょう。

4-4.出張買取を行っているか

大きめの食器棚を買取に出す場合、自分たちで店舗に運ぶのはとても難しいことです。そのため、買取業者を選ぶ際は、出張買取を行っているかチェックしてください。出張買取を行っている業者に依頼すれば、自分たちで運ぶ手間がいりません。無理をして運んでしまうと、大ケガをする恐れがあるので注意が必要です。プロのスタッフが食器棚を運び出してくれるので、安心して任せることができるでしょう。

5.食器棚の買取に関してよくある質問

食器棚の買取に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.どんな食器棚が買取不可になりやすいのか?
A.一般的に、再利用するのが難しい食器棚は、ほとんどの業者で買取不可になりやすいといえるでしょう。また、買取が難しいとされる食器棚の特徴は以下のとおりです。

  • 通販やホームセンターで格安販売されていたノーブランド品
  • 再販が難しいと判断される状態のもの
  • においやカビなどの汚れがひどい
  • がたつきやたわみがある
  • 破損箇所がある

Q.組み立て式の食器棚は売れるのか?
A.組み立て式の食器棚は買い取ってもらえない傾向があります。ネジなどの部品が1つでもなくなると、使えなくなってしまうからです。また、組み立て式でできている食器棚は容量が小さく、ホームセンターや家具店で大量生産されているものでもあります。中古市場では価値が低く、買い取ってもらえたとしても査定額は数百円程度になるでしょう。

Q.買取相場を知る方法は?
A.買取業者のホームページをチェックしたり、複数の業者に無料査定を依頼したりするなどです。無料査定を依頼すると、だいたいの買取額が分かるので、売却したい食器棚がいくらで売れるのか把握しやすくなるでしょう。

Q.高価買取のポイントは?
A.付属品を一式そろえることです。購入時についてきた取扱説明書や予備の部品など、付属品をそろえて査定に出すことで買取額がアップする可能性があります。また、事前に掃除することも大切なポイントです。見た目だけでなく中身もきれいにすると、査定員に好印象を与えることができます。

Q.おすすめの買取業者は?
A.不用品の回収と買取を行っているリサイクル買取サービスがおすすめです。食器棚を含めた家具のほか、家電・衣類・楽器・おもちゃなどたくさんの商品を扱っています。そのため、食器棚以外に処分したいものがあれば、まとめて査定が依頼できるでしょう。不用品の処分も行っているので、買取不可になっても回収が依頼できます。ホームページでは高価買取のポイントも掲載しているため、できるだけ高く売りたい方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。無料査定や無料相談も気軽にご利用ください。

まとめ

単身者向けなどのコンパクトサイズな食器棚は買い取ってもらえない可能性はありますが、人気メーカーで正常に使える状態のものは高価買取が期待できます。大量生産されている食器棚でも、サイズやデザインによっては買い取ってもらえるでしょう。また、複数の買取業者に無料査定を依頼すれば、だいたいの買取相場が分かります。買取相場を把握しておけば、安く買い取られる心配もありません。買取業者選びも査定額に大きく響くため、慎重に選ぶことが大切です。


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