ドラム式洗濯機は買取対象になる? 買取価格相場や業者について紹介


不要になったドラム式洗濯機は、買取に出すなどして処分しましょう。近年、ドラム式洗濯機の人気は上昇傾向です。また、洗濯機の処分は手間と時間がかかるのに加え、金属資源のリサイクルが重要視されています。中古需要や買取対象となるものの特徴などを理解し、買取に出す時の参考にしてください。

  1. ドラム式洗濯機の買取について
  2. 買取してもらえるドラム式洗濯機とは?
  3. ドラム式洗濯機を買取に出す前に確認すべきこと
  4. ドラム式洗濯機の買取先について
  5. ドラム式洗濯機の買取でよくある質問

買取してもらうときは、メーカーや状態などが重視されます。査定を受ける前に確認すべきことなどを覚えておきましょう。

1.ドラム式洗濯機の買取について

ドラム式洗濯機に人気が高まっている理由や、中古需要などを見ていきましょう。

1-1.洗濯から乾燥まで一気にできる便利な家電

忙しい現代人は、洗濯に時間をかけることができません。ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥まで一気に終えることができるのに加え、従来の縦型洗濯機より洗浄力が高いのが人気の理由です。買い替えと同時に、ドラム式洗濯機を選ぶ方が増えています。

1-2.状態が良好なものや人気モデルなら中古需要が見込める

ドラム式洗濯機は、新規購入すると多額の費用がかかります。元値が高いため、中古でも良好な状態のものや人気モデルを購入したいというニーズが高く、買い手が見込める家電です。中古家電などを取り扱う業者では、ドラム式洗濯機の買取を積極的に行っています。

1-3.家電リサイクル法の対象品目であるため、リサイクルが推進されている

ドラム式洗濯機の買取をしてもらえるのは、洗濯機が家電リサイクル法の対象品目であることが関連しています。家電リサイクル法では、メーカーや業者による回収後、リサイクルするのです。リサイクルすることで、金属資源の有効利用を推進することになるなど、環境保護につながります。

1-4.洗濯機は自治体のゴミ回収で処分できないため、買取を利用して手放す人が多い

洗濯機は、家電リサイクル法の対象品目で、自治体のゴミ回収で処分することができません。気軽に捨てることができないため、買取や下取りに出す人が多いのです。

2.買取してもらえるドラム式洗濯機とは?

ドラム式洗濯機で買取対象となるメーカーや機種などをご紹介します。

2-1.国内の大手メーカーなら買取対象となりやすい

買取対象となりやすいドラム式洗濯機は、国内の大手メーカーが製造しているものです。以下のメーカーは、人気ランキングで上位に入るシリーズを製造しています。

  • シャープ:ヒートポンプシリーズ・コンパクトドラムシリーズ
  • 東芝:マジックドラムシリーズ
  • パナソニック:ななめドラム温水泡洗浄シリーズ・プチドラムシリーズ
  • 日立:ビッグドラムシリーズ

洗濯機の寿命は、製造から10年が目安です。製造から3年以内のものなら、高額買取してもらうことが期待できるでしょう。

2-2.元値に比例して買取価格が上がる

ドラム式洗濯機の買取価格は、元値に比例する傾向があります。購入時の定価が高いものは、買取価格が高値になりやすいでしょう。とはいえ、状態・年式・メーカーなどにより、買取価格は変わってきます。「ドラム式洗濯機 買取 メーカー 型番」でインターネット検索をし、買取価格の相場を調べましょう。

2-3.買取価格の一例を紹介

ドラム式洗濯機の買取価格は、容量によっても変わってきます。以下は、買取価格の一例です。

7kgまで容量があるもの

  • 製造より1〜3年経過したもの:16,500〜33,000円
  • 製造より3〜5年経過したもの:0〜18,000円
  • 製造より5〜7年経過したもの:0〜4,000円

7〜10kgの容量があるもの

  • 製造より1〜3年経過したもの:25,000〜50,000円
  • 製造より3〜5年経過したもの:0〜25,000円
  • 製造より5〜7年経過したもの:0〜6,000円

3.ドラム式洗濯機を買取に出す前に確認すべきこと

買取に出す前は、ドラム式洗濯機の詳細を調べておきましょう。高額査定につなげるポイントもご紹介します。

3-1.製造から10年経過しているものは買取不可となる

2-1でご紹介したとおり、洗濯機の寿命は10年前後となっています。製造から10年経過している場合、買取してもらえません。リサイクル費用を支払い、回収してもらうことになります。また、製造から10年経過していなくても、臭い・汚れ・傷があって動作不良などの問題を抱えているものも、買取不可となるので注意してください。

3-2.査定前に型番や製造年などを確かめておくこと

買取時にスムーズな査定をしてもらうためにも、あらかじめメーカー名・型番・製造年などを確かめておいてください。ドラム式洗濯機の本体にはシールが貼られており、容量なども記載されています。電話で問い合わせをする際にも役立つため、メモを取っておくといいでしょう。

3-3.細かい部分までしっかりメンテナンスをしておくと高額査定につながる

ドラム式洗濯機は、衛生面が重視されます。汚れ・ホコリ・カビなどが発生している場合、専用の洗浄液を使って掃除をし、見栄えのいい状態にしておくことが大切です。査定時の印象がよくなり、高額査定につながる可能性が高まります。取扱説明書や付属パーツなどはそろえておきましょう。欠品があると、マイナス査定になってしまいます。

4.ドラム式洗濯機の買取先について

ドラム式洗濯機の買取先や自分で売却する方法をご紹介します。それぞれのメリット・デメリットを覚えておきましょう。

4-1.製造から7年以内のものなら下取りが可能な場合もある

買い替えでドラム式洗濯機を処分する場合、家電量販店の下取りを利用する方法もあります。製造から年数が浅いものほど下取り価格がつきやすいものです。製造から7年以上経過している場合は、下取り不可となるケースが多いので注意してください。家電量販店の下取りや引き取りを利用する場合でも、リサイクル料金などの支払いが基本的に必要となります。

4-2.不用品回収業者

不用品回収業者では、家電リサイクル法の対象品目を積極的にリサイクル回収しています。ドラム式洗濯機の買取もしてもらえる場合があるでしょう。ただし、年式が古いものは買取が難しく、回収費用を支払って処分してもらうことになります。買取・回収のどちらも出張訪問となれば、運搬の手間がない代わりに、出張費用が発生するのが難点です。また、回収となった場合、ドラム式洗濯機1台あたり、数千円〜1万数千円程度の費用がかかります。不用品回収業者では、不用品をまとめて処分できるリーズナブルな料金プランを用意しているのが特徴です。ドラム式洗濯機だけでなく、ほかの不用品もまとめて処分したい場合に、不用品回収業者を利用するといいでしょう。

4-3.ネットを使って個人売買をする

ネットオークションやフリマアプリの利用が活発化し、個人売買も盛んに行われています。ドラム式洗濯機を出品することも可能です。希望価格で出品できる魅力はあっても、売買成立時に運搬手段やこん包で苦戦する場合が多いでしょう。また、出品されているものの多くは、業者によるものです。展示品・備品などが中心で、個人が使用していた洗濯機はあまり出品されていません。状態が伝わりにくい製品であるため、買い手がつくまで時間がかかるデメリットがあります。

4-4.リサイクルショップ

リサイクルショップでも、ドラム式洗濯機の買取をしてもらえます。とはいえ、査定基準は店舗ごとに異なり、わずかな汚れや傷だけでも査定に影響するものです。リサイクルショップはなるべく安価で仕入れようとするため、希望する価格で買取してもらえないケースが多くなっています。また、査定は持ち込みを要するので、店舗まで自力での移動や運搬が問題です。重量と大きさがあるので安全に運ぶのが難しいでしょう。持ち込みで査定を受けても、買取が成立しない場合は持ち帰らなければなりません。リサイクルショップより、不用品回収業者に依頼したほうが、手間と時間をかけずに済むでしょう。

5.ドラム式洗濯機の買取でよくある質問

ドラム式洗濯機の買取に関する質問を集めました。

Q.不用品回収業者にドラム式洗濯機の買取を依頼する場合、見積もりに費用はかかるのか?
A.無料見積もりを実施している業者がほとんどです。見積もりは、リサイクル買取サービスまでお気軽にご相談ください。無料見積もりを早く作ってもらいたいときには、メールフォームを利用すると便利です。

Q.洗濯槽内に柔軟剤の香りが残っている場合も、買取価格に影響するのか?
A.はい、影響します。近年販売されている柔軟剤は、香りが強いものがほとんどです。柔軟剤の香りを敬遠する人もいます。ドラム式洗濯機を買取に出す際は、洗濯槽専用洗浄液でしっかり汚れや臭いを落とし、きれいな状態にしておきましょう。

Q.ドラム式洗濯機を買取してもらえない場合、激安で処分する方法はないのか?
A.自分で指定引取場所へ持ち込む方法です。収集運搬費用が発生せず、リサイクル料金の支払いだけで済むでしょう。郵便局で、指定されたリサイクル料金の振り込みをすることができます。指定引取場所への持ち込みは、日時を確認してから行いしょう。指定引取場所は、一般財団法人家電製品協会のホームページから検索できます。

Q.業者による出張買取を受ける場合、用意しておいたほうがいいものはあるのか?
A.輸送用ボルトを用意しておいてください。購入時の付属品に含まれています。洗濯槽は、洗濯機の中で宙に浮いた状態です。輸送用ボルトで固定することで、洗濯槽の破損などを防ぐことができます。輸送用ボルトがない場合、買取価格が下がる恐れがあるので注意してください。

Q.不用品回収業者にドラム式洗濯機の買取をしてもらう場合、訪問日時は調整できるのか?
A.はい、できます。都合のいい日時を伝えましょう。リサイクル買取サービスでは、夜間も対応しています。急ぎの場合、トラックの空(あ)き状況によっては、即日対応も可能です。お気軽にご相談ください。

まとめ

ドラム式洗濯機は、家電リサイクル法の対象品目にあたります。自治体のゴミ回収では処分できないため、買取に出す方法がおすすめです。国内大手メーカー・製造年数が浅い・傷や汚れがない・付属品がそろっている・動作に問題がない場合、買取価格が上がる可能性があります。ドラム式洗濯機の買取は、不用品回収業者に依頼しましょう。出張訪問で買取をしてくれるため、運搬の手間がないのがメリットです。ドラム式洗濯機の買取や処分は、リサイクル買取サービスまで問い合わせください。


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