電子辞書の買取・処分のコツを徹底解析! 上手に捨てるポイントとは?


「電子辞書を処分したいけど、方法がわからない」「何ゴミになるのか、どう処分すればいいのかわからない」など、悩んでいる方は多いでしょう。わからないまま処分してしまうと、不法投棄などのトラブルにあってしまいます。スムーズに処分するためにも、電子辞書の基本情報や処分方法をきちんと把握しておかなければなりません。そこで本記事では、電子辞書は何ゴミになるのか、小型家電リサイクル法や処分方法など詳しく説明します。

  1. 電子辞書を処分する前に知るべきこと
  2. 電子辞書と小型家電リサイクル法
  3. 電子辞書の処分方法~自治体の場合
  4. 電子辞書の処分方法~下取りの場合
  5. 電子辞書の処分方法~売却する場合
  6. 電子辞書の処分方法~回収業者に依頼する場合
  7. 電子辞書の処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、電子辞書について詳しく知ることができ、状況に合った処分方法がわかります。電子辞書を処分したい方や正しい処分方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.電子辞書を処分する前に知るべきこと

電子辞書を正しく処分するためには、人気や特徴・寿命・よくある故障など詳しく知ることが大切です。処分前にぜひチェックしてください。

1-1.電子辞書の人気と特徴

電子辞書の大きな特徴は“軽くて持ち運びがしやすいところ”と“多種多様な辞書が入っていること”です。調べたい単語を打ちこむだけですぐに調べられるため、学生の多くが使用しています。現在、人気がある電子辞書はタッチペンタイプと英語音声が入っているタイプです。

1-2.電子辞書の寿命について

電子辞書を10年以上使っている方もいれば、数年で壊れた方もいます。そのため、ハッキリと何年で壊れると言い切ることができません。目安としては5年~10年と言えるでしょう。ただし、毎日数時間使用していれば2か月~3か月で電池の交換が必要です。

1-3.電子辞書によくある故障とは?

タッチパネルが反応しなくなった・途中で電源が落ちる・画面が暗い・キーが入らない・画面に線が入るなどがよくある故障内容になります。電池切れなら交換すればすぐに直るでしょう。しかし、電池交換をしても直らない場合は、本体に問題があるといえます。

1-4.修理か、それとも廃棄か?

電子辞書本体に問題がある場合、修理か、それとも廃棄かで悩む方は多いでしょう。判断基準として、“電子辞書のメーカー保証期間”を参考にしてください。電子辞書を取り扱っているメーカーのほとんどは、保証期間が1年になっています。1年以内であれば、無償で修理可能です。保証期間が過ぎている場合は、修理内容によって1万円かかることもあります。故障内容と保証期間を踏まえたうえで考えたほうがいいでしょう。

1-5.電子辞書は何ゴミか?

電子辞書は「不燃ゴミ」または「資源ゴミ」に分類されることが多いです。自治体によってゴミの分別や捨て方が異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。自治体のホームページなどに記載されているので、ぜひチェックしてみてください。

2.電子辞書と小型家電リサイクル法

家電製品である電子辞書は、小型家電リサイクル法と関係しているのでしょうか。そこで、小型家電リサイクル法とは何なのか、対象品目に入っているかなど詳しく説明します。

2-1.小型家電リサイクル法について

小型家電リサイクル法は、小型家電機器などの再資源化を促進するために制定された法律です。電子辞書をはじめ、小型家電類には再資源化できる素材が含まれています。ゴミとして埋め立てるのではなく、資源を有効活用することが目的です。

2-2.電子辞書は対象品目か?

小型家電リサイクル法の対象品目は、大きくわけて28の種類に分類されています。その中の1つ、「電子式卓上計算機その他の事務用電気機械器具」に含まれているのが電子辞書です。つまり、電子辞書は小型家電リサイクルの対象品目になります。

2-3.対象品目の処分方法と注意点

自治体・認可事業者に依頼する方法が一般的です。ただし、すべての自治体の処分方法が同じ方法をとっているとはいえません。処分方法は自治体によって異なります。まずは、自分の住んでいる地域が何ゴミに指定しているのか、どのような処分方法になっているのか確認してください。

3.電子辞書の処分方法~自治体の場合

電子辞書を自治体で処分する場合の方法について説明します。回収ボックスに捨てる方法もあるので、ぜひ参考にしてください。

3-1.自治体回収の場合

自治体で回収してもらう場合、まずは、何ゴミになるのか確認しましょう。資源ゴミや不燃ゴミは回収日が決まっています。また、事前の申し込みが必要になる自治体もあるため、回収方法をしっかりと認識しておかなければなりません。

3-2.やるべきこと

自治体の処分方法に合わせて、やらなければならないことがあります。申し込みが必要な場合は、ホームページや電話で申し込みをしておきましょう。指定回収場所まで運ばなければならない場合は、場所をきちんと確認しておいてください。また、電子辞書の電池は必ず抜きましょう。

3-3.メリット・デメリット

自治体で処分するメリットは、処分費用を安く抑えられることです。自治体によっては無料で処分できるところもあります。処分費用が必要といっても、数百円で済む自治体がほとんどです。ただし、指定場所まで運搬が必要・回収日までにならないと処分できないというデメリットもあります。

3-4.回収ボックスに捨てる方法

自治体の中には、回収ボックスを設置しているところがあります。回収ボックスとは、小型家電を回収するための箱です。ボックスに投函(とうかん)するだけで電子辞書の処分ができます。もちろん、回収は無料です。公共施設や役所・役場に設置されていないかどうか確認してみてください。

4.電子辞書の処分方法~下取りの場合

新しい電子辞書に買い替える場合、下取りで古いものが処分できます。下取りを利用する場合の方法について詳しく説明しましょう。

4-1.買い替えのタイミング

メーカーの保証期間が過ぎている・修理では直らない場合、電子辞書の買い替えをおすすめします。また、修理費用が高い場合も、新しい電子辞書に買い替えたほうがいいでしょう。最近では、豊富な機能つきで安く手に入る中古の電子辞書もあります。

4-2.新製品が安い時期とは?

電子辞書は中学生・高校生・大学生と学生の使用率が高い電子機器です。そのため、進級時期の2~3月ごろに新製品が出てきます。新製品が出てくると旧製品が安くなり、買い時です。新製品を安く購入したいのなら、年末年始やセール時期をおすすめします。

4-3.販売業者の下取りについて

新しい電子辞書を購入する代わりに古い製品を買い取って、購入価格から差し引くのが下取りです。販売業者のすべてが下取りをおこなっているわけではないので気をつけてください。あらかじめ、販売業者に尋ねたほうがいいでしょう。

4-4.通販業者の場合

通販業者の中でも、下取りサービスを受けつけているところがあります。しかし、商品によっては新製品のお届けと同時に下取りをおこなうなど、流れが細かく決まっている業者も存在しているものです。下取りサービスが利用できるからと気楽に依頼するのではなく、流れや条件などをきちんとチェックしておかなければなりません。

4-5.手数料など

販売業者・通販業者によっては、リサイクル料金+収集運搬料金がかかる可能性があります。特に、通販業者の場合は収集運搬料金に気をつけてください。自治体や認可事業者に依頼するよりも高くなることもあります。後悔しないためにも、事前に確認しておかなければなりませんね。

4-6.メリット・デメリット

下取りのメリットは、新しい製品の購入と古い製品の処分が同時にできることです。購入と処分を別々にする必要がありません。しかし、手数料がかかる・下取りをおこなっていない業者もあるなどデメリットもあります。

5.電子辞書の処分方法~売却する場合

まだ、使用できる電子辞書の場合、売却する方法があります。売る場合の方法やコツなど詳しく説明しましょう。

5-1.買取可能な電子辞書とは

学生にとって、1台で何冊もの辞書が利用できる電子辞書は必要なアイテムです。需要が高いため、状態のいいものであれば買い取ってもらえます。状態がいい電子辞書とは、普段どおりに使えるもののことです。新品と同じ状態であれば、ほとんどのお店で買い取ってもらえるでしょう。

5-2.リサイクルショップの利用

売却する際、おそらく、ほとんどの方がリサイクルショップを利用するはずです。全国各地には多数のリサイクルショップが存在しています。壊れていない電子辞書であれば、ほとんどのリサイクルショップで買取可能です。ただし、アルバイトが査定をおこなうケースが多いため、低い買取額になるでしょう。古いものは値段がつかず、買い取ってもらえない可能性があります。また、買い取ってもらえたとしても、買取額は売値の10分の1が妥当です。

5-3.ネットオークションの利用

買取額に納得できない場合、ネットオークションを利用するのも1つの方法です。ネットオークションは、自分で販売価格を設定できます。そのため、買い手が見つかれば希望価格で売ることができるのです。ただし、自分で梱包(こんぽう)しなければならない・買い手が見つかるまで処分できないというデメリットもあります。また、ネットオークションを利用するためには登録が必要です。

5-4.高価買取のコツは?

電子辞書を購入したときについてきた、取扱説明書やケースなどの付属品は買取額アップにつながります。付属品の有無だけでも数百円~1,000前後ほど変わる可能性もあるのです。また、状態のいいものほど高く売れます。売る前に汚れやホコリを取りのぞいておきましょう。

6.電子辞書の処分方法~回収業者に依頼する場合

今すぐに処分したい・電子辞書以外にも不用品が大量にある場合、回収業者の利用が最適です。なぜ回収業者がいいのか、回収方法や流れ・回収料金など詳しく説明しましょう。

6-1.回収方法と流れ

回収業者の回収方法は、主に、出張回収と持ち込み回収です。近くにお店がある方は、直接持ち込むといいでしょう。お店に行かずとも回収できる出張は、自宅から離れられない方やお店が遠方にある方におすすめです。大まかな流れは、ホームページで無料査定を依頼した後、予約日に回収→見積もり→取り引き成立となります。

6-2.回収料金

回収料金は業者によって異なります。だいたいの回収料金は、数百円~数千円程度です。中には買取サービスをおこなっている業者もあるので、買取になれば回収料金はかかりません。もし、買取額が出張回収費を上回らない場合は、ほかの方法で処分してください。自治体で処分したほうが安いのか、ほかの業者は買取額と出張回収費がいくらになるのか、比較するといいでしょう。

6-3.メリット・デメリット

即日対応可能な業者は、すぐに回収してくれます。そのため、急を要するときでもすぐに処分できるのです。また、家から離れられない方や近くにお店がない方でも出張回収を利用すれば安心して処分できます。家にいながら処分できるのも大きなメリットになるのではないでしょうか。さらに、大きな不用品もまとめで処分できるため、手間と時間をかけることなく片付けられます。しかし、業者によっては回収料金がいくらか必要になるでしょう。業者選びのポイントを押さえておけば、安い費用で処分できるものです。

6-4.業者選びのポイント

安い費用で処分するためにも、いくつか業者を比較してください。サービス内容はもちろん、業者スタッフの対応や見積もりなど細かいところもチェックしましょう。特に、古物商許可・産業廃棄物収集運搬許可を取得しているかどうか要チェックです。許可を取得していない業者は、違法業者になります。

7.電子辞書の処分に関してよくある質問

電子辞書の処分に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

7-1.電子辞書の下取り額はいくらか?

断言できませんが、下取り額は数千円~1万円以内になるでしょう。ただし、販売月日から経過している製品は下取り額が下がる・そもそも下取りしてもらえないというケースもあります。しっかり査定をしてもらい、下取り額を確認してください。

7-2.電子辞書の買取額が上がるメーカーとは?

カシオ・シャープ生産の電子辞書は定評があり人気です。特に、使いやすいと好評のカシオは高齢者からの人気も高く、2016年モデルの最新式は高価買取が期待できます。機能性と搭載コンテンツによって、買取額も左右されるでしょう。

7-3.買い替えが必要な故障内容とは?

バックライトがつかない・タッチパネルが反応しない場合、バッテリーに問題がある可能性が高くなります。メーカーや販売店などでバッテリーを交換してもらい、改善するならいいでしょう。しかし、改善しない場合はバッテリー以外の本体機能に問題がある証拠です。修理よりも買い替えが必要になります。

7-5.業者とトラブルになった場合はどうすべきか?

自分1人で何とかしようと思う方は多いですが、まずは、国民生活センター・消費者センターに相談してください。さまざまなトラブルを扱っているため、内容に合った適切な解決策を提示してくれます。できるだけ、早めに相談したほうが解決へつながるでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 電子辞書の処分方法は、自治体・下取り・売却・回収業者と4つの方法があります。それぞれメリット・デメリットがあり方法が異なるので、自分の状況やライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。売る場合はいくらで売れるのか、処分する場合はいくらになるのか、必ず費用を確認しましょう。業者の中には安い価格で買い取るところや高い回収費用を請求するところがあります。サービス内容やスタッフの対応などきちんと比較すれば、優良業者が選択できるでしょう。事前に必要な知識と情報を入手しておけば、安心して電子辞書が処分できます。


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