事務机の処分でお困りの方へ！ 最も楽で簡単な処分方法を教えます！

1．事務机は何ゴミに分類される？

最初に、事務机が何ゴミとなるのか、事業用の場合はどうなるのかなどを見ていきましょう。

1-1．粗大ゴミに分類する自治体がほとんど

事務机は、粗大ゴミに分類する自治体がほとんどでしょう。大きさや重さがあることから、不燃ゴミの基準をオーバーするからです。粗大ゴミとして出す場合、事前連絡が必要で回収日時・場所を指定されることが多くなります。詳しくは、自治体ごとの粗大ゴミ回収ルールを参考にしてください。

1-2．事業用の場合は産業廃棄物扱いになることもある

法人などで事業用に使用した場合などは、産業廃棄物扱いになることがあります。産業廃棄物は、自治体に粗大ゴミとして処分してもらえないため、産業廃棄物収集運搬許可を受けた専門業者に依頼してください。産業廃棄物の処分は、専門業者との間でマニフェストに沿って進める必要があります。より詳しい内容は、東京都環境局の産業廃棄物対策ページを参考にしてください。

2．事務机を自治体回収で処分する方法

事務机を自治体回収で処分する方法で、代表的な例を詳しくご紹介します。

2-1．自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡する

最初に、自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡して、以下の指示を受けましょう。

• 受付番号
• 回収日時・場所
• 回収料金

なお、出し方などで不安や疑問があるときは質問してください。

2-2．事前準備をする

指定料金分の「粗大ゴミリサイクル券」をコンビニなどで購入しましょう。自治体の受付番号を記載してから、事務机に貼りつけてください。また、名前シールなど個人情報が分かるものは、必ず除去しておきましょう。さらに、集荷場所まで運ぶ際に引き出しが飛び出さないよう、ガムテープで補強すると安心です。

2-3．指定場所・日時に出す

事務机を、自治体から指定された場所・日時を守って出してください。指定日時になると、自治体が集荷してくれます。なお、早く出しすぎると近隣の迷惑になるのでやめましょう。万が一、集荷日時に間に合わなかった場合、回収依頼がキャンセルとなります。自治体の粗大ゴミ受付窓口に再度連絡し、未集荷であることを伝えて指示を受けましょう。

3．自治体回収以外の処分方法は？

事務机を自治体回収以外で処分する方法を、詳しく見ていきましょう。

3-1．販売店の引き取り・下取りサービスを利用する

事務机を買い替える場合、販売店の引き取り・下取りサービスを利用できることがあります。まずは、販売店にサービスを利用できるか確認してみましょう。

メリット

• 買い替えと同時に処分できる
• 回収費用が不要
• 集荷場所に運ぶ手間がかからない

デメリット

• 下取り・引き取りだけで依頼できない
• 無名メーカーなどは対象外の場合がある

3-2．不用品回収業者に依頼する

不要になった事務机は、不用品回収業者で処分してもらうことができます。出張回収を依頼すると、場所・日時指定ができて便利です。まずは、業者に連絡して見積もりをもらうといいでしょう。

メリット

• 大量にあっても対応できる
• 条件によって買取になることがある
• 希望の日時・場所で回収可能
• 集荷場所に運ぶ手間と労力がかからない
• 事務机以外の不用品も同時に処分してもらえる

デメリット

• 回収費用がかかる
• 事業用の事務机の場合は、業者が産業廃棄物収集運搬許可を受けている必要がある

3-3．信頼できる業者の選び方

事務机の処分は、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。たとえば、以下の条件を満たしていると安心です。

• 事務机の処分実績が豊富
• 可能な限り買取もしている
• 見積もりは無料
• リーズナブルかつ分かりやすい料金システム
• 希望の日時・場所で回収可能
• スタッフの対応が親切で顧客からの評判がいい
• 古物商許可など必要な認可を取得済み

なお、当リサイクル買取サービスでも、不要になった事務机の処分をお受けしています。まずは、お気軽にご相談ください。

3-4．悪質業者に注意すること

悪質業者には、十分に注意してください。たとえば、以下のような業者に事務机の処分を依頼すると予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

• 突然訪問してきたり電話してきたりする
• 何かと理由を付けて事務机以外の不用品をチェックしたがる
• 「査定は無料」のはずがなぜか有料になる
• 不当に高い回収費用を請求する
• 身分証の提示を嫌がる
• スタッフの言葉遣いや態度が悪い
• きちんとした自社ホームページを持っていない
• 連絡先が不明もしくは連絡が取れない
• 古物商許可など必要な認可を受けていない

4．事務机を買取に出す方法

事務机を買取に出す主な方法などを詳しく解説しましょう。

4-1．買取対象となる事務机の条件や人気メーカーは？

不要になった事務机でも、以下の条件を満たすものは買取してもらえるでしょう。

• 不具合や故障がない
• 目立つ汚れ・傷みがない
• カギや使用説明書など購入時の付属品がそろっている
• 人気メーカー品
• 使用感が少ない

なお、事務机の人気メーカーは以下をご覧ください。人気メーカーの事務机は、中古需要が高いので高額査定が期待できます。

• コクヨ
• イトーキ
• オカムラ
• ウチダ
• サンワサプライ
• プラス

4-2．オフィス家具専門買取業者などに依頼する

事務机の買取は、以下のようなところに依頼できます。

4-2-1．オフィス家具専門買取業者

不要になった事務机の買取は、オフィス家具専門業者に依頼することができます。まずは、事務机のメーカー・数量・状態などを業者に伝え、査定を依頼しましょう。

メリット

• 買取可能なメーカー・種類が多い
• 大量にある場合も対応可能
• 事務机以外のオフィス家具も同時に買取依頼できる
• 回収費用がかからない

デメリット

• 買取不可となった場合は引き取り処分も依頼できない
• オフィス家具以外の不用品は買取してもらえない

4-2-2．リサイクルショップ

リサイクルショップでも、再販可能な事務机を買取してもらえることがあります。買取を希望する場合は、業者の店頭に持ち込んで査定を受けてみてください。

メリット

• 持ち込んだその場で代金受け取りまで完了する
• 事務机以外の不用品も同時に買取依頼できる

デメリット

• 買取価格が安い
• 多くの個人店では店頭持ち込みだけに対応可能
• 店頭持ち込みにかかるガソリン代は自己負担で、車両も手配する必要がある
• 業者の店頭に運ぶのが大変
• 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できない

4-2-3．不用品回収業者

不用品回収業者でも、事務机の買取を行っている場合があります。事務机が買取可能品目である場合は、業者に査定を申し込んでみるといいでしょう。

メリット

• 自分で運ぶ手間や労力が節約できる
• 希望の日時・場所で回収可能
• 事務机以外の不用品を同時に買取・処分依頼できる
• 買取不可でも引き取り処分を依頼できる

デメリット

• 買取不可の場合は処分費用がかかる

4-3．キレイにクリーニングしてから査定に出す

事務机で高額査定を出すためには、以下のようなポイントに注意してください。

• キレイにクリーニングしておく
• カギや仕切りなどの付属品をそろえておく
• なるべく早く査定に出す
• 事務机の買取を強化している業者に依頼する

5．事務机の処分に関するよくある質問

最後に、事務机の処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q．事務用チェアも同時に処分するべきか？
A．不要なら同時に処分してください。事務机と同一メーカー・シリーズのものは、セットものとして取り扱われ、査定が有利になることがあります。

Q．業者に回収してもらうまで使い続けていい？
A．構いません。ただし、買取希望の場合は、予期せぬ傷や汚れを付けてしまう可能性があります。査定を依頼した後は、なるべく使わないほうがいいでしょう。

Q．大量の事務机を処分する際の注意点は？
A．業者に連絡する際、事務机の数量を伝えることを忘れないでください。より大型のトラックを手配したり作業人数を調整したりする必要があるからです。

Q．事務机の査定金額が予想より低くなる理由は？
A．以下のような理由が考えられます。

• 傷や汚れなどのマイナスポイントが想定より多かった
• 中古市場での需要が急激に下がった

なお、提示金額に不満があるときは、業者に査定理由を説明してもらいましょう。正当な理由があるのなら、相場と考えるのも一つの方法です。

Q．事務机はネットオークションやフリマサイトで売れる？
A．可能です。ただし、実際には業者の出品が多く、個人で早期に落札されるのは難しいでしょう。また、個人間取り引きなので、クレームや支払い遅延が発生しやすい点などのデメリットも多いため、積極的にはおすすめしません。

まとめ

今回は、事務机の処分について詳しく解説しました。不要になった事務机でも、人気メーカー品でキレイなものなど、条件によっては専門業者などに買取してもらえる場合があります。まずは、業者に連絡して査定を受けるといいでしょう。また、何らかの理由で買取不可となった事務机でも、資源リサイクルに回すことができます。たとえば、不用品回収業者に依頼すると、大量にあっても指定日時・場所で回収してもらえるので便利です。まずは、信頼できる業者に相談し、見積もりをもらって検討するといいでしょう。