【必見】電子レンジの寿命はどれくらい?買い替えどきと処分するときのポイント


電子レンジの寿命

電子レンジは生活に欠かせない電化製品です。1日に使用する頻度は個人差がありますが、最近では「電子レンジレシピ」もあり食べ物を温めるだけでなく調理においても非常に便利なアイテムになっています。しかし、消耗品でもあるため、使用頻度が高くなると故障の確率が高くなるのです。突然使えなくなってしまう前に、電子レンジの寿命について知っておくと安心でしょう。

そこで、本記事では「電子レンジの寿命」について解説します。

  1. 電子レンジの買い替え時期について
  2. 電子レンジの寿命は約何年?
  3. 電子レンジを長持ちさせるためには
  4. 電子レンジを処分するときのポイント
  5. 電子レンジの寿命についてよくある質問

この記事を読むことで電子レンジの買い替えどきが分かり「突然の故障」を回避することができます。特に毎日電子レンジを使う方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.電子レンジの買い替え時期について

ここでは平均的な買い替え時期について解説します。

1-1.一般的な電子レンジ

最近は機能性の高い電子レンジが増えていますが、一般的に電子レンジといえば「マグネトロン」と呼ばれるマイクロ波を使用したものがほとんどです。このタイプの電子レンジは、毎日使用することで寿命は短くなります。ひと口に電子レンジといってもさまざまなので、同じ電子レンジでも商品によって寿命が異なるでしょう。

1-2.多機能電子レンジ

最近の多機能電子レンジは寿命が短いものが多く、便利な半面すぐに買い替えが必要になる可能性があります。多機能なので非常に便利ではありますが、構造が複雑になっているので、どうしても故障しやすいのです。

1-3.買い替えのサイン

多機能電子レンジのほうが寿命が短いことが分かりましたが、では「買い替えのサイン」は何でしょうか? 目に見えて分かるのは「温まりにくい」「頻繁に止まる」「操作ボタンが利かない」「異音・異臭がする」などが挙げられます。どれだけ温めてもなかなか熱さを感じない場合や逆に異常に熱くなる場合は故障している可能性が高いので、すぐに買い替えを検討したほうが安心でしょう。特に異常に熱くなる場合、使い続けていると発火の恐れがあるので気をつけてください。
ただ稀に故障をしていなくても火花が出ることがあります。この場合、温めたものに水分が少ない・アルミホイルを加熱した・排気口が塞がっているなどの可能性がありますので温める前に一度確認しましょう。加熱NGのものを温めた場合も火花が出る恐れがあるので要注意です。

2.電子レンジの寿命は約何年?

では、電子レンジの寿命は何年くらいなのでしょうか? 買い替え時期は商品や使用頻度によって異なります。寿命を知っていれば「このくらい使ったら新しいものに買い替えよう」というタイミングが分かるので安心です。ここでは電子レンジの寿命について解説します。

2-1.寿命は約10年

たとえ問題なく使えていても、10年使用したら買い替えたほうが良いでしょう。なぜ電子レンジの寿命は10年なのかというと、「電子レンジの仕組み」が関係しているからです。先ほども述べたように、ほとんどの電子レンジは「マグネトロン」を使用しています。このマグネトロンからマイクロ波を出しているのは先述のとおりですが、マイクロ波を出す部品のの寿命が約10年と決まっているため、電子レンジも10年くらいが買い替え時期といわれているのでしょう。もちろん10年以内で故障してしまうこともありますので、寿命の年数はあくまで目安になります。大切に使っていても10年前後で買い替えるようにしましょう。

2-2.多機能電子レンジの寿命が短い理由

多機能電子レンジは構造が複雑になっているため一般的な電子レンジよりも寿命が短いといわれています。それについては先ほども説明しましたが、その理由をここで簡単に解説しましょう。

  • 食品を温めるだけではない
  • いろんな料理が作れる
  • 重量をセンサーで感知
  • 湿度をセンサーが計測

電子レンジ1つで料理もお菓子も作れるのであれば当然構造は複雑になっていますから、どうしても寿命が短くなりやすいのでしょう。便利ではありますが、すぐに買い替えになるとデメリットに感じます。

2-3.最近の電子レンジは寿命が10年以上?

しかし、最近の電子レンジは10年以上使用できる商品もあるといわれているのです。その理由は「マグネトロンの機能性開発」「予備温めをしない」などがあります。もちろんひと昔前より機能性も上がっていますから、“多機能電子レンジでも十分長持ちする”商品も珍しくない時代になるでしょう。

3.電子レンジを長持ちさせるためには

電子レンジの寿命は約10年、多機能電子レンジは消耗しやすいなどといわれていますが、もちろん10年以内に故障してしまうこともあります。では、どうすれば長く使い続けることができるのでしょうか。ここでは電子レンジを長持ちさせるポイントを解説します。

3-1.定期的に掃除をする

電子レンジに限ったことではありませんが、どんな商品も定期的に掃除をしていれば寿命も長くなります。電子レンジの場合、食品包装フィルムをしないまま加熱すると庫内に食品が飛び散りますし、食べカスが残っていると発火の原因になる恐れがあるのです。また、汚れはセンサーが作動しにくくなる原因にもなるので、週に2~3回は庫内を掃除してあげましょう。電子レンジの掃除ポイントは下記のとおりです。

  • 食品が飛び散ったらすぐに拭き取る
  • 食べカスはすぐに処分する
  • 週に2~3回重曹で掃除する

重曹は体に害がないので安全ですし、頑固な汚れもしっかり落としてくれるので助かります。また、重曹は水と一緒に耐熱ボウルに入れ、電子レンジで3分ほど加熱してください。そのあと扉を閉めたまま蒸らすことで汚れが浮いてきます。布巾で拭き取ったらOKです。その他、温めた重曹水を霧吹きに入れて使用するのも良いでしょう。

3-2.アルミホイルは使わない

ご存知の方が多いと思いますが、基本的に電子レンジでのアルミホイルの使用は禁止されています。寿命が短くなるだけでなく発火の原因にもなるので絶対に使用しないでください。アルミホイルがエネルギーを吸収し装置へダメージを与え非常に危険です。

3-3.空焚きをしない

庫内に何も入れていない状態で加熱をしてしまうと内部装置の劣化が早くなります。時短料理や節約で空焚きをする方が多く見られますが、電子レンジの寿命を短くするだけでなく危険でもあるので絶対に避けましょう。お菓子作りをする際は必ず予熱機能を使って温めてください。

3-4.液体は長時間加熱しない

液体とは、たとえばコーヒーや牛乳、アルコール類などが挙げられます。もちろん電子レンジは加熱するためのものなので液体を温めるのは問題ありませんが、何度も加熱したり長時間温めたりすることは寿命を縮める原因になるので控えましょう。温める食材によって決まった分数を調節してください。

3-5.水分のある状態で加熱する

電子レンジで調理できるレシピが増え、いろんな食材を温めてしまいがちです。しかし、水分の少ないものは発火や煙が出る恐れがあるため避けましょう。たとえば根菜類や山菜、漬物類などが挙げられます。もちろん加熱は可能ですが、その際は必ず水分のある状態にしてからスタートしてください。水を入れた耐熱容器を使うのも効果的です。

4.電子レンジを処分するときのポイント

電子レンジの寿命を迎えたら処分しなければいけません。ここでは処分するときのポイントをいくつか紹介します。「どのように処分すべきか分からない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

4-1.電子レンジは燃えるゴミ?

電子レンジは、粗大ゴミ扱いになるため燃えるゴミとして処分することはできません。そのため、何も考えずにゴミ置き場に置いてしまうと迷惑になるので気をつけましょう。粗大ゴミは自治体によって処分方法が異なりますから、事前に確認しておくと安心です。必ずルールを守って処分してください。

4-2.処分できる場所

粗大ゴミとして処分する方法以外では、新しい電子レンジを購入した際に下取りに出したり、リサイクルショップを利用したり、知人友人に譲ったりするなどさまざまな方法があります。下取りに出す場合、家電量販店で取り扱っているケースが多いので一度お近くのお店に問い合わせてみると良いでしょう。

  • K’sデンキ 指定機種だけ対応
  • ヤマダ電機 故障していない/製造年式に指定あり/きれいな状態
  • ビックカメラ 店舗限定/5,500円以上お買い上げした場合

リサイクルショップで買い取ってもらう場合も、やはり年式が新しいものや状態がきれいなものが優先されます。そのため、10年近く使用した電子レンジは粗大ゴミとして処分したほうが良いでしょう。リサイクルショップより高値で引き取ってもらいたい場合はフリマアプリもおすすめです。デメリットもありますが引き取り手によっては想像以上に高くなることがあるのでお得になる場合があります。
リサイクル買取サービスでは、不用品処分と買取が同時に利用可能です。電子レンジや他の不用品の処分で悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

4-3.修理と買い替えどちらが良い?

修理後あと何年使えるかを考えてみてください。修理をしても1年使用できないのであれば買い替えたほうが良いですし、あと数年使えるとなるとすぐに処分するのは惜しくなります。前述したように、電子レンジの平均寿命は10年といわれているため、10年以上使っている電子レンジは修理よりも買い替えがおすすめです。修理にかかる費用よりも新しい電子レンジを購入したほうが安くなる可能性が高いでしょう。まだ買ったばかりの電子レンジであれば、修理費用がいくらかかるのか確認が必要です。

5.電子レンジの寿命についてよくある質問

電子レンジの寿命に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.電源が入らないときの対処法は?
A.一定時間使用していないと待機電力がオフになりすぐに電源が入らない場合があります。商品によって異なりますが、いったん扉を開けることで改善する可能性があるでしょう。それでも電源が入らない場合は故障の可能性があるため、各メーカーに確認してください。

Q.加熱すると異臭がするのはなぜか?
A.発火や煙が出た場合は、故障の可能性が高いため一度メーカーに問い合わせたほうが安心です。異臭がする場合でも、一時的なものであれば、加熱終了後、扉やキャビネットなどに触れずそのままにしておいてください。油の焼ける臭いがする場合は換気をするのも効果的です。また、脱臭(空焼き)の機能を使って臭いや煙を軽減できる電子レンジもあります。

Q.ファンの回る音がするのは故障か?
A.電子レンジの使用中はさまざまな音がします。そのためすべての音が故障とは限りません。たとえば「ジー」とわずかに聞こえる場合はフィルムコンデンサーの振動音になり、加熱中の「カチ、カチ」「ジージー」はマイコンの切り替わり音になります。どちらも異常ではないので安心してください。

Q.調理中に火花が出る原因は?
A.アルミホイルなどの金属や電子レンジに対応していない容器などを使用した場合、調理中に火花が出ることがあります。金属系は電子レンジで使用できないため加熱時には絶対使わないようにしてください。庫内の汚れも火花が出る原因になるので使用後は軽くて良いので掃除してあげましょう。

Q.加熱中にスパークしやすい理由は?
A.庫内側面に食べカスが残っている状態で加熱をすると、マイクロ波が集中しスパークしやすくなります。また、側面が焦げる原因にもなりますので寿命にも影響するでしょう。対処法としてはこまめに掃除をすることですが、側面が焦げたときは交換が必要になります。

まとめ

電子レンジは大体10年が寿命になりますが、たとえ故障が見られなくても10年前後で買い替えたほうが安全に使用できるでしょう。また、近年は多機能電子レンジが多く出ていますが、便利な半面、寿命も短くなりがちです。少しでも長く電子レンジを使いたいのであればあまり機能性を重視せず、シンプルに加熱だけができるものを選んだほうが良いでしょう。とはいえ、10年以上長持ちする電子レンジも増えてきているので、どんな商品が適しているのか購入前にスタッフの方に相談してみてください。


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