中古家電を購入するときの選び方とは? 注意する点と共にご紹介します。


進学や就職を機に、親元から離れて初めてのひとり暮らしをする方は多いでしょう。
胸が高鳴りますね。
でも、心配なのが独立するためにかかる費用です。
アパートを借りる敷金や礼金。
さらに家電一式をそろえようと思ったらかなりの出費になるでしょう。
家電は中古でがまんしよう、と考えている方も多いと思います。
そこで、今回は中古家電の選び方や注意する点をご紹介しましょう。
今は、いろいろな場所で中古家電が買えます。
だからこそ選び方が大切になってくるのです。
中古家電の購入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 中古家電はどこで買えるの?
  2. 中古家電の選び方
  3. おわりに

1.中古家電はどこで買えるの?

まず始めに、中古家電が購入できる場所をご紹介しましょう。
それぞれにメリットとデメリットがあるのです。

1-1.いろいろなものを扱っているリサイクルショップ

中古家電が購入できる場所、といえばリサイクルショップをイメージする方も多いでしょう。
今はチェーン展開している店舗もあり、別店舗から欲しい品を取り寄せてくれるところもあります。
いろいろな品物を扱っているリサイクルショップでは、もちろん家電も扱っているでしょう。
しかし、品ぞろえは店舗によってかなりの差があるのです。
たとえば、大学がたくさんある場所にあるA店舗は単身者用の家電をたくさん取り扱っているのに、住宅街にあるB店舗ではほとんど取り扱いがないということもあるでしょう。
ですから、お目当ての品がそろうまで、いくつも店舗を回らなければならないという可能性もあります。

1-2.家電専門のリサイクルショップ

家電専門のリサイクルショップは、数こそ多くありませんが品ぞろえは豊富です。
ひとり暮らし用の家電も、いろいろと取りそろえられているでしょう。
また、家電専門のリサイクルショップは、独自の保証をつけてくれるところもあります。
中古家電というとアフターケアが心配というイメージがありますが、店舗によっては故障すれば無料、もしくは格安で修理を行ってくれるでしょう。
ただし、地方都市に行くほど家電専門のリサイクルショップは数が少ないです。
ですから「家電専門のリサイクルショップに行きたいけれど、店舗がない」ということもあります。

1-3.インターネットオークション

ヤフーオークションをはじめとするインターネットオークションでも、中古家電がたくさん出品されています。
ものによってはリサイクルショップを利用するよりも安く落札できるでしょう。
しかし、インターネットオークションは一部を除いて素人同士のやり取りになります。
新品同前、と出品者が記載されていたとしても、あくまでも主観でしかありません。
ですから、ものによっては数回使っただけで壊れてしまうこともあるのです。
また、出品者が遠方の場合は送料がかかります。
冷蔵庫や洗濯機などは、たとえ単身者用のものでも宅配便ではなく引っ越し便扱いになることが多いです。
引っ越し便は宅配便に比べると送料が高額になります。
ですから、落札金額と送料を足したらリサイクルショップで買うよりも高くついた、ということもあるでしょう。

1-4.友人や親せきから譲ってもらう

単身者用の家電というのは、使う時期が限られています。
ですから、学校を卒業したり結婚をしたりするときに不用になった家電を必要な人に譲ることも多いでしょう。
その場合は、無料か格安で家電が手に入ります。
ただし、善意で譲ってもらった家電は、メンテナンスも清掃もしていません。
ですから、臭いや汚れもそのままです。
さらに、今までの使い方によってはすぐに故障してしまうかもしれません。
修理で直ればよいのですが、直らない場合は処分費用と新しい家電の購入費用が必要になります。

2.中古家電の選び方

では、中古家電を購入する際はどのような点に注意して選べばよいのでしょうか?
この項では中古家電の選び方や注意する点をご紹介します。

2-1.年式を見る

家電には年式があります。
中古家電とはいえ、年式が新しいものはそれなりの値段がするでしょう。
だからといって、年式が古い家電を選べばよいというわけではありません。
冷蔵庫は電源を入れっぱなしですし洗濯機は、は毎日使う人も多いです。
年式が古い家電は、いくらメンテナンスをしているとしてもそれだけ部品が劣化しています。
つまり、寿命が短いのです。
また、年式が古い家電は壊れても部品がなく、修理できないこともあります。
1万円で買った中古家電が1年で壊れてしまって修理もできなければ、新品を買うよりも割高になってしまうでしょう。

2-2.メンテナンスや清掃をしてあるものを選ぶ

家電は、長年使っていると汚れや臭いがつきます。
特に、冷蔵庫や電子レンジは食品を入れる分臭いや汚れがつきやすいでしょう。
いくら中古家電とはいえ、臭いや汚れがついたままの家電は使う気にはなれませんよね。
また、自分で掃除をするのも限度があるでしょう。
汚れともかく、臭いは一度つくとなかなか取れません。
ですから、メンテナンスや清掃済みの中古家電が手に入るならば、それを買いましょう。
また、臭いや汚れは使い続けていると、気にならなくなります。
なので、インターネットオークションで「美品、汚れ、臭いなし」と記載してあるものでも、うのみにしないように注意しましょう。
特に、家電全体を写した写真が載せてあるだけのものは、詳細が分からないので手を出さない方が無難です。

2-3.保証がある中古家電を選ぼう

中古家電の中にも、リサイクルショップの保証がついてあるものもあります。
そのような家電は、「まだまだ使えますよ」と判断されたもの。
もし、ひとり暮らしが長くなるようであれば、多少高くても保証がついている中古家電を選びましょう。

2-4.いろいろな機能がついている必要はない

今の家電は、驚くほど多機能のものもあります。
たとえば、冷蔵庫ならば野菜を長く新鮮な状態で保存しておけたり、凍った肉や魚を適温に解凍してくれたりする機能がついているものもあるでしょう。
しかし、ひとり暮らしならばそれほど多機能な家電は必要ありません。
冷蔵庫ならば冷蔵機能と冷凍機能だけついていれば十分です。
また、電子レンジはトースター機能がついていれば場所の節約になりますが、それ以上の機能は使わない方が多いでしょう。
多機能な家電は中古でも高価です。
ですから、できるだけシンプルな機能の家電を選びましょう。
その方が故障もしにくいです。

3.おわりに

いかがでしたか?
今回は、中古家電の選び方や選ぶ際の注意点についてご説明しました。
まとめると

  • 中古家電はリサイクルショップのほか、友人から譲ってもらったりネットオークションで落札できたりする。
  • 年式が古い家電は寿命も短い。
  • 中古家電とはいえ、清潔なものを選ぼう。
  • 臭いには要注意。
  • 多機能な家電よりシンプルな家電を選ぼう。

ということです。
単身者用の家電は使える期間が限られているので、中古市場でも状態のよいものが出回りやすいでしょう。
しかし、春先は需要がぐんと増えるのでよいものは早々に品切れになってしまいます。
ですから、状態のよい中古家電が欲しい場合は時間をかけて品物を物色しましょう。
リサイクルショップによっては冬あたりに買い取りを強化し、春先に在庫をたくさん抱えているところもあります。
早い者勝ちですので、広告などが入ってきたら早速見に行ってみましょう。
友人や知人への声かけも早いうちに行った方がよいですね。


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