業務用コピー機の処分方法は? 廃棄するだけじゃもったいない!


現在のオフィスに、OA機器は欠かせません。特にコピー機はどんな小さな事務所にもあるのではないでしょうか? しかし、業務用のコピー機が不要になりその処分方法に困っているという所も多いでしょう。

そこで今回は、業務用コピー機の処分方法にいてご紹介します。廃棄する以外にも方法はあるのです。また、家庭用のコピー機と同じように処分をしてはいけないのでしょうか? 事務所に不要になったコピー機があり、処分方法に困っているという方はぜひ読んでみてください。

  1. 業務用コピー機と家庭用コピー機の違いは?
  2. 業務用コピー機を処分する方法は?
  3. コピー機が不要になったらできるだけ早く処分しよう
  4. 中古のオフィス用品は売却しやすい?
  5. コピー機を引き取ってもらう際はここに注意

1.業務用コピー機と家庭用コピー機の違いは?

家庭用コピー機が不要になった場合は、粗大ごみとして自治体に処分を依頼できます。しかし、業務用のコピー機は自治体では処分してもらえません。自治体で処分してもらえるのは家庭から出るものだけで、業務で使用していたものは対象とならないからです。

コピー機を購入せずにレンタルしているという場合には契約会社に返せば済みます。しかし、レンタルリース品でも長く使っていると原価償却が完了し、買取扱いになるというケースも多いでしょう。そうなった場合は不要になっても業者は引き取ってもらえないため、企業側で処分しなくてはなりません。

2.業務用コピー機を処分する方法は?

では、業務用のコピー機を処分するにはどのような方法があるのでしょうか? この項では、その方法をご紹介します。

2-1.業者に廃棄を依頼する

古いコピー機の場合は、専門の業者に廃棄を依頼しましょう。インターネットで検索すれば、コピー機を廃棄して切れる業者がたくさんヒットするはずです。業者を選ぶ際は廃棄料だけでなく、会社からできるだけ近い業者に依頼すると良いでしょう。いくら廃棄料が安くても遠くの業者に依頼すると、交通費を請求される場合もあります。

2-2.無料回収を利用する

コピー機の種類によっては、無料回収を利用することも可能です。無料回収という何やら怪しげな感じがしますが、コピー機の中の使える備品を抜き取ってリサイクルすることで利益を得ている業者も多いでしょう。近くに無料回収を行っている業者があるのなら、利用してみてもいいですね。

ただし、このような業者は持ち込み専門という所もあります。業務用のコピー機は大きくて重いので、持ち込むにはバンかトラックが必要です。輸送費がかかっても良いから頼みたいという場合は、宅配業者に依頼しましょう。

2-3.リサイクル業者に売却する

まだ比較的新しいコピー機は、リサイクル業者に売却できます。リサイクル業者によってはホームページに買い取れるコピー機の機種を書いてあるところもありますので、参考にしましょう。

また、買い取ってもらえるかどうかわからないという場合でも、査定をしてもらうことはできます。業者の方から査定に来てもらうサービスもありますので、利用してみても良いですね。

2-4.こんな業者には注意しよう

コピー機の回収や買い取りを依頼する際は、回収料金が明確な業者に頼んだ方が良いでしょう。ホームページに回収料金が記載されていなかったり、見積もりを要求してもはぐらかすような会社は信用できません。

また、見積もりが加算前提なところも同様です。さらに、連絡先が携帯電話番号のみという業者も避けた方が良いでしょう。携帯電話ならば、解約するのも簡単です。何かトラブルがあった際に、このような業者はサッサと音信不通になってしまうことも珍しくありません。

3.コピー機が不要になったらできるだけ早く処分しよう

このように、企業用のコピー機は処分するのがなかなか大変です。仕事が忙しい会社だと、つい事務所の隅の方に置いたまま何年もたってしまったという場合もあるでしょう。しかし、不要になったコピー機はできるだけ早く処分してください。

コピー機によってはリサイクル品として売却できることもありますが、時間がたてばたつほどコピー機の価値は下がっていきます。とてももったいないですよね。また、コピー機は精密機械の一種ですので、ほこりまみれで放置されていると中の部品も傷んでしまいます。こうなると無料回収も依頼できません。

4.中古のオフィス用品は売却しやすい?

実はコピー機に限らず中古のオフィス用品やオフィス家具は売却しやすいのです。一般的な家庭の家具よりはオフィス家具は劣化しにくく、古い物でもきれいな場合が多いでしょう。また新しく事務所を開業する際に、経費節減として中古の家具を使うという人も少なくありません。

ですから、オフィス用品まるごと買取などというサービスも存在します。もし、コピー機以外にも売れるものがあるのなら、一緒に売却を依頼しましょう。そのほうが高値が付く場合があります。特に、新しいオフィス家具や国内のメーカー品は高値が付きやすいでしょう。

5.コピー機を引き取ってもらう際はここに注意

業者にコピー機を引き取ってもらう際は、データをすべて消去しておきましょう。業務用のコピー機は、コピー以外の機能もついている複合機の場合も多いです。中にはコピーやファックスした文章を記録しているものもあるかもしれません。念のためにコピー機は初期化しておきましょう。

また、機械の中に書類や紙類が残っていないか確認することも大切です。いくら不用品とはいえほこりまみれの物を業者に渡してはいけません。ざっとでいいですのでほこりをぬぐって渡しましょう。

リサイクル品として売却する場合は、やはり見た目が綺麗な物の方が高く売れます。精密機械なのでぞうきんで拭く必要はありませんが、柔らかいフルタオルなどでほこりを取り、できるだけきれいな状態で査定してもらいましょう。

おわりに

今回は業務用のコピー機の処分方法についてご紹介したしました。

まとめると

  • 業務用のコピー機は家庭用のコピー機のように、自治体に処分を依頼できない
  • 比較的新しいコピー機はリサイクル品として業者に売却することができる
  • オフィス用品はまとめて売った方が高値が付きやすい

ということです。オフィス用品は管理者が決まっていないことが多いので、不要になった場合も誰かが積極的に動かなければ片付かないことが少なくありません。しかし、前述したように早く処分すれば処分するだけ、廃棄する以外の選択肢が増えます。

また、不要になったコピー機を事務所に置いておくと邪魔ですし、地震などが起きた際には凶器になるかもしれません。ですから、不要になった場合は職場能勢金車などが積極的に動いてコピー機を処分しましょう。まだメーカーがある場合は相談に乗ってくれるかもしれません。


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