マンションの片付けに成功するポイントを紹介！ 不用品の処分方法も

1．マンションを片付けられない理由は？

マンションを片付けられない理由には、以下のようなものがあります。

1-1．片付け方が分からない

「片付けたい」と思っていてもどうやって片付けたらよいのか分からない人も少なくありません。気づいたらいつの間にか部屋にものがあふれていて、どこをどうすれば片付けられるのか分からないので先延ばしにしてしまうのです。そうすることで、どんどんマンションが散らかっていき、手のつけられない状態になることも珍しくありません。

1-2．ものを捨てられない

ものを捨てられない性格の人もいます。「もったいない」「まだ使う可能性がある」など、何かと理由をつけてものを残しておこうとするのです。特に高齢者はもったいない精神が強く、ものを捨てることに抵抗を感じる方が多いでしょう。明らかに不要なものでも捨てようとしないため、どんどんものがたまって散らかった部屋になっていきます。

1-3．片付ける時間がない

仕事が忙しくて片付けるための時間がないと考えてしまうことも、マンションが片付かない理由の1つです。部屋が散らかっていっていることは理解できていても、片付けるための時間を作ることができないので放置してしまいます。「片付けは面倒なこと」「時間がかかる」と思っているので休日も片付けをする気になれず、散らかった状態がどんどんひどくなっていくのです。

2．マンションを片付ける前に準備すること

マンションの片付けを始める前に準備しておくべきことをご紹介しましょう。

2-1．片付けの計画を立てる

無計画なまま片付けを進めるより、「いつ、どの部屋を片付ける」というように、大まかでもよいので計画を立てておくとスムーズに進みます。計画を立てる際は、ゴミ収集のスケジュールを確認するようにしてください。「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」など、収集日に合わせて不用品の処分を進めていくと効率的です。

2-2．片付けに必要なものを用意する

片付けや掃除に必要なものはあらかじめそろえておきましょう。片付けを始めてから必要なものがないことに気づいて買いに行くなどしていると、片付けに対するモチベーションが下がってしまう可能性があります。最低でも以下のものは用意しておくと安心です。

• ゴミ袋
• 仕分け用のダンボール
• マスク・軍手
• ハサミやガムテープ
• 掃除機
• 雑巾・バケツ
• 洗剤

2-3．処分するか捨てるかの基準を決めておく

散らかった部屋には必要なものと不要なものがごちゃ混ぜになっていることが予想できます。部屋を片付けるためには、不要なものをすっきり処分することがポイントです。その際、捨てるか捨てないかの判断に迷ったときのために、基準を決めておくことをおすすめします。たとえば、「持っていることも忘れていたものは捨てる」「1年以上使っていないものは処分」など、ルールを決めておくとスムーズに仕分けできるはずです。

3．マンションを片付ける手順

マンションの片付けを効率的に進めるための手順をまとめました。

3-1．部屋にあるものをすべて「出す」

まずは、片付けをしたい部屋の中にあるものをすべて出して並べていきましょう。引き出しやクローゼットの中身もすべて出してください。そうすることで、何を、どのくらい持っているのかが把握できるはずです。思った以上に不要なものが出てきて驚くこともあるでしょう。

3-2．残すものと処分するものに「仕分けする」

次に、並べたものをすべて「残すもの」と「処分するもの」に仕分けしていきます。明らかに使っていないものや使用頻度の少ないものは思いきって処分しましょう。残しておいても今後困ることはないはずです。実はこの作業は非常に時間がかかるものなので、迷ったものは一時的に「保留」ということにしてダンボールに保管しておくことをおすすめします。時間がたってから改めて考えることにしましょう。

3-3．不要なものを「処分する」

仕分けが済んだら、不要なものを処分していきましょう。処分方法は、不用品の種類や状態によっていくつか選択肢があります。状態がよければ買取に出すこともできるため、慎重に検討してみるのがおすすめです。不用品の処分方法については次項で詳しくご紹介するので参考にしてください。

3-4．残すものを「収納する」

最後に、残すものを整理して収納していきましょう。このとき、すべてのものに定位置を決めることが大切です。使った後は必ずその場所に戻すようにすれば、再び部屋が散らかるのを防ぐことができます。その際は、よく使うものは出し入れしやすい場所に、使用頻度の低いものはそうでない場所に定位置を決めていくとよいでしょう。

4．片付けで出た不用品を処分するには？

片付けで出た不用品を処分する方法には、以下のようなものがあります。

4-1．自治体が回収するゴミとして捨てる

まず、自治体が回収する「燃えるゴミ」や「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」などに出す方法があります。ゴミの分類方法や出し方のルールは自治体によって違いがあるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。一つ一つの不用品を分別していくのは大変な作業ですが、処分費用を抑えることができるのは大きなメリットです。ただし、粗大ゴミに出すときは事前の申し込みが必要で、収集日はこちらで指定できません。そのため、スケジュールに余裕を持って動くようにしましょう。

4-2．不用品回収業者に依頼する

不用品が大量にある場合や自分で運搬するのが難しい場合などは、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。持ち込み回収のほかにも、宅配回収や出張回収を利用できるため、自分に合った回収方法を選ぶことができます。もちろん費用はかかりますが、手間をかけずに大量の不用品を処分できるので大変便利です。

4-3．買取に出す

比較的状態のよい不用品は買取に出すのがおすすめです。使用年数が短く目立つ傷や汚れがないもの・有名メーカー品などは、買取対象になる可能性があります。リサイクル買取サービスは、不用品の高価買取と格安回収をおこなっている業者です。買取対象にならなかったものは回収してもらえるため、二度手間を防ぐことができます。こちらから無料見積もりを受け付けているのでぜひチェックしてみてください。

5．マンションの片付けに関するよくある質問

「マンションの片付けをしたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q．病気が原因で部屋を片付けられないということもあるのでしょうか？
A．ADHDやうつ病など、「部屋の片付けができない」という症状が出る疾患もあります。

Q．散らかった部屋で過ごすことのデメリットを教えてください。
A．ものが見つかりにくい・イライラしやすい・人を呼べない・不衛生で健康に悪いなどのデメリットがあります。

Q．どうすればものを増やさずに済むのでしょうか？
A．新しくものを1つ買ったら1つ捨てる・定期的にものを整理する・ものを買う前に冷静に考える時間を作るなどの方法を試してみてください。

Q．何をしても部屋を片付けられません。どうすればよいでしょうか？
A．家事代行サービスやハウスクリーニングなど、プロに依頼する方法を検討してみるのがおすすめです。費用はかかりますが、片付いた部屋で過ごす快適さを味わうことは大切なことでしょう。

Q．不用品を買取に出す前にやるべきことを教えてください。
A．きれいに掃除をし、購入時についてきた付属品をすべてそろえておきましょう。

まとめ

マンションの片付けができない理由や片付け前の準備・片付けの手順などを詳しくご紹介しました。快適なマンションライフを手に入れるためには、自分の部屋がなぜ散らかるのかを確認し、適切な方法で片付けをすることが大切です。ぜひこの記事を参考に、スムーズに片付けを進めてください。