アウトドア用品の品目別処分方法と業者による買取について詳しく解説


アウトドア用品は、サイズが大きなものが多く、処分で困ることがあります。素材などもさまざまであるため、分別などで分からないこともあるでしょう。アウトドア用品の処分方法やゴミの区分などを覚えておくと安心です。アウトドア用品の正しい処分方法をご紹介します。

  1. アウトドア用品にはどんなものがあるのか?
  2. アウトドア用品のゴミ区分は?
  3. アウトドア用品の処分方法
  4. アウトドア用品は買取してもらえるのか?
  5. アウトドア用品の処分でよくある質問

アウトドア用品は、買取してもらえる可能性もあります。処分だけでなく、買取に関する知識も身につけておきましょう。

1.アウトドア用品にはどんなものがあるのか?

まず、アウトドア用品の種類などを見ていきましょう。

1-1.テント・タープ

テントやタープは、宿泊や休憩場所の際に使います。対応人数によって大きさが異なるのが特徴です。広げるだけで組み立てが完了する簡易式のものから、骨組みなどがしっかりした居住性に優れたものまで、豊富な種類があります。

1-2.チェア・テーブル

折りたたみ式のチェアやテーブルも、アウトドアでは必ず使います。金属製・木製・プラスチック製など、素材はさまざまです。運搬時の衝撃や頻回な使用などにより、劣化が進むことがあります。

1-3.コンロ・グリル・ダッチオーブン

コンロやグリルは、バーベキューで使います。アルミやスチールが素材のものが多いでしょう。組み立て式がほとんどですが、サイズが大きく処分に困るケースがあります。近年は、ダッチオーブンを使う方も増えており、コンロやグリルより重量があるのが特徴です。素材には、鉄・ステンレス・カーボンなどが使われています。

1-4.ランタン

ランタンの素材は、金属・ガラス・プラスチックなどです。燃料にガソリンを使用するものもあれば、バッテリー充電式のものもあります。処分時は、分別することが求められるので注意してください。

1-5.バーナー・ガス缶

バーナーやガス缶を使用するケースもあります。爆発などの恐れがあるため、中身を使いきるように心がけ、事故防止に努めなければなりません。

1-6.クーラーボックス

クーラーボックスは、食材や飲み物を冷やした状態で運搬するのに使います。ステンレスやプラスチックなど、素材はそれぞれ異なるため、素材別に分別して捨てなければなりません。

1-7.発電機

本格的なアウトドアを楽しむ方は、発電機を用意している場合があります。近年では、軽量で小型の発電機も登場しており、運搬しやすくなりました。

1-8.寝袋

寝袋は、テントやタープと併用するケースが多いものです。防寒性に優れており、高級なものにはダウンなどの素材が使われています。1人用として作られているものがほとんどですが、2人で使用できるダブルサイズもあるのが特徴です。

2.アウトドア用品のゴミ区分は?

アウトドア用品は、品目ごとにゴミの分類が異なります。どのような区分になっているのでしょうか?

2-1.大きなものは粗大ゴミ

サイズが大きなものは、粗大ゴミに分類されます。たとえば、コンロ・グリル・ダッチオーブン・発電機などです。クーラーボックスも粗大ゴミに分類される場合がありますが、サイズが小さいものなら素材別に分け、通常のゴミとして出すことができます。金属製なら不燃ゴミ、プラスチック製なら可燃ゴミなどになるでしょう。

2-2.分解して可燃ゴミとして出す

テントやタープは分解し、布地を可燃ゴミとして出すことができます。寝袋も小さく折りたたみ、ゴミ袋に入るようなら、可燃ゴミとして処分可能です。ただし、かさばる場合は、粗大ゴミとして出すことが求められるケースがあります。

2-3.金属パーツを含むものは不燃ゴミ

テントやタープのペグとポール・チェア・テーブル・ランタンは、金属製であれば不燃ゴミに該当します。クーラーボックスが金属製の場合、不燃ゴミになるので注意してください。バーナーやガス缶は、中身を使いきってから不燃ゴミとして出すことができます。爆発などを防ぐため、中身が残った状態で出さないでください。

3.アウトドア用品の処分方法

アウトドア用品の具体的な処分方法をご紹介します。

3-1.自治体回収

最も身近なのは、自治体回収を利用して処分する方法です。自治体回収を利用する際は、ルールに従って分別しなければなりません。ゴミの区分を間違えると、回収されずに残されてしまいます。また、ゴミステーションまでの運搬は、自力で行う必要があるため、重量があるものやかさばるものなどを運ぶ際は、人員を確保しなければなりません。粗大ゴミを捨てる際は、事前申請が必要となります。自治体の粗大ゴミ受付センターへ申請し、粗大ゴミ処理券を購入して手数料を支払ってください。

3-2.不用品回収業者

不用品回収業者は、さまざまなものを回収してくれる業者です。生活雑貨や家具などだけでなく、アウトドア用品の回収もしてくれます。訪問回収がメインであるため、運搬や分別などが必要ないのがメリットでしょう。1回で大量のゴミを回収してくれるので、一気にアウトドア用品の処分を終えることができます。ただし、費用が割高で、1点あたり数千円ほどかかる場合があるので注意してください。不用品をまとめて処分できる定額パックプランなどを利用し、処分費用のコストダウンにつなげましょう。

3-3.買取に出す

処分するだけでなく、買取に出す方法も視野に入れてみましょう。処分費用の軽減につながり、ゴミの削減にも貢献できるのです。ただし、消耗品などは買取に出すことができません。再利用できるものだけ、買取を考えてみてください。アウトドア用品の買取を積極的に行っている業者を探しましょう。

4.アウトドア用品は買取してもらえるのか?

アウトドア用品は、買取してもらえるのでしょうか? 買取対象となるものの特徴や買取先などについてご紹介します。

4-1.買取対象となるもの

買取対象となるアウトドア用品は、状態が良好なもの・有名メーカーのもの・中古ニーズが高いものなどです。アウトドア用品で代表的なメーカーには、コールマン・モンベル・スノーピークなどがあります。査定では、傷・汚れ・耐久性などをチェックされるでしょう。テントやタープなどは、ペグやポールに歪(ゆが)みがあると、買取が難しくなります。

4-2.アウトドア用品の買取実績で業者を選ぶ

アウトドア用品は、中古でも高額で販売されています。買取先を選ぶ際は、業者の買取実績に目を向けましょう。アウトドア用品の買取専門業者がおすすめです。アウトドア用品の価値を見極め、適正価格で買取してもらえます。メーカーや中古ニーズなどに関する知識も豊富であるため、安心して依頼できるでしょう。

4-3.業者によって買取方法が異なる

アウトドア用品の買取を行う業者は、買取方法がそれぞれ異なるものです。アウトドア用品の中には大型製品もあるため、利用しやすい方法を導入している業者を選びましょう。

4-3-1.宅配買取

宅配買取は、アウトドア用品をダンボールにこん包し、業者に発送する方法です。都合のいいときに発送手配ができるため、忙しい方でも利用しやすい方法でしょう。とはいえ、大型製品や数が多い場合には、こん包で苦戦するケースもあります。自分でこん包資材などを手配しなければならない場合もあるので、業者が提供してくれるかどうかを確かめておくことが大切です。

4-3-2.持ち込み買取

リサイクルショップなどでは、持ち込み買取が中心です。買取に出したい品を店頭に持参し、査定してもらいます。運搬が必要となるため、車両などを確保しましょう。店舗によっては、査定に予約が必要な場合があります。事前に確認しておくといいでしょう。

4-3-3.出張買取

不用品回収業者などでは、出張買取を行っています。自宅へ訪問してくれるため、運搬や分別がいらないのがメリットです。重量があるものでも業者が運び出してくれるので、肉体的負担が軽減されるでしょう。また、都合のいい日時を指定でき、忙しい方でも日程調整がしやすいのも魅力です。即日対応可能など、迅速に回収してくれるため、処分を急いでいる方にも適しています。

5.アウトドア用品の処分でよくある質問

アウトドア用品の処分に関する質問を集めました。

Q.アウトドアウェアは、どのように処分すればいいのか?
A.自治体回収では、可燃ゴミや資源ゴミなどで出すことができます。状態が良好なものは、業者による買取も可能です。傷や汚れ以外に、臭いなども査定ではマイナス要素となります。なるべくきれいにしてから査定に出しましょう。

Q.セールで購入した安価なアウトドア用品でも買取対象となるのか?
A.有名メーカーのものなら、買取対象となる可能性があります。ただし、年式が古いものや劣化が目立つものは、買取価格がつかない恐れがあるので注意してください。

Q.プラスチック製の椅子は何ゴミになるのか?
A.自治体によって異なりますが、可燃ゴミや粗大ゴミになるケースがほとんどです。可燃ゴミとして出す場合、ゴミ袋に入るサイズであることが前提となります。

Q.宅配買取を利用した場合、送料や査定料金はかかるのか?
A.無料としている業者が多くなっています。ただし、送料無料となる条件を定めている場合もあるため、業者の利用規約を確認しておきましょう。買取不可となった場合の処分費用についても同様です。

Q.なるべく高値で買取してもらうコツは?
A.査定前にメンテナンスをしておくことです。汚れやホコリなどを取り除き、購入時の付属品を用意しておきましょう。また、アウトドア用品の買取強化キャンペーンなどを行っている業者を探す方法もあります。通常より高値で買取してもらえる場合があるでしょう。

まとめ

アウトドア用品は大型で重量があるものもあり、処分で困ることがあります。自治体回収を利用する場合は、品目ごとの分別をしっかり確かめなければなりません。処分だけでなく、状態が良好なものは買取なども視野に入れてみましょう。中古でもアウトドア用品のニーズはあるため、有名メーカーのものなどは買取してもらいやすいのです。適正価格で買取してもらうためにも、アウトドア用品の取り扱い実績が豊富な業者を選びましょう。


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