遺品を買取に出したい人は必見! 一番簡単&高く売るポイントを解説!
「親の遺品を買取に出したいので、簡単に高く売る方法を詳しく知りたい」とお考えではありませんか? 遺品整理で出た不用品でも、まだ十分に使えるものは廃棄処分するのがもったいないですよね。それに、金銭価値が高い遺品は買取に出して現金化し、有効活用したいことでしょう。しかし、どこにどんな方法で買取に出すべきか、なるべく高く買取してもらうコツは何かなど、分からないこともあるはずです。
そこで今回は、遺品の買取について詳しく解説します。
この記事を読むことで、遺品を買取に出すポイントや注意点がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.遺品を買取に出すメリットは?
最初に、遺品を買取に出すとどんなメリットがあるか見ていきましょう。
1-1.まだ使えるものを有効活用できる
遺品を買取に出せば、まだ使えるものを有効活用できるのがメリットです。遺品であっても、中古品として価値のあるものは多くあります。廃棄処分するよりものを大切にでき、環境にも優しい方法です。それに、持ち主こそ変わっても、故人が愛用していたものをほかの人に喜んで使ってもらえれば、よい供養になります。
1-2.現金化することで分配しやすくなる
遺品を買取に出すと現金化できるため、相続人の間で分配しやすくなります。たとえば、相続人が複数人いても、公平に分配できるのは、現金だけです。しかし、実際には現金や預金よりも、遺品として残されているもののほうが多いこともあるでしょう。そのため、金銭価値が高い遺品を相続したいという人が続出し、もめる可能性があります。相続争いを避け、なるべく平穏に分配するためにも、遺品を買取に出すメリットが大きいのです。
1-3.遺品の処分費用と相殺できる
遺品を買取に出せば、そのほかの遺品の処分費用と相殺できるのもメリットです。遺品整理では、買取に出せない不用品がたくさん出ます。特に、部屋数が多くて広い、物量が多い場合は、処分費用が思わぬ高額になることもあるでしょう。遺品整理の処分費用をなるべく安く済ませるためにも、遺品を買取してもらうことがおすすめです。
1-4.遺品を丁寧に扱ってもらえる
遺品を買取に出すと、丁寧に扱ってもらえるのも大きなメリットといえます。実際に、買取に出す遺品と引き取り処分を依頼する遺品では、扱いが随分違うものです。買取に出した遺品は、業者でも再販する予定があることから、丁寧に査定してもらえます。しかし、最初から引き取り処分を依頼した場合、雑に扱われて気分を害することもあるでしょう。いくら不用品であっても、遺品は故人の思いが詰まったものです。雑に扱われればよい気分はしません。
2.どんな遺品が買取対象になる?
どんな遺品が買取対象になるか、具体的にご紹介します。
2-1.高級ブランド品
遺品の中でも、高級ブランド品は中古市場で安定した需要があり、状態のよいものを中心に高額査定が期待できます。特に、以下のようなブランド品は期待できるでしょう。
- ルイヴィトン
- カルティエ
- シャネル
- ティファニー
- ブルガリ
- エルメス
- オメガ
- ロレックス
2-2.貴金属類
貴金属類も、高額査定が出やすい遺品です。特に、金・プラチナは当日の買取相場を考慮して買取してもらうことができます。また、ダイヤモンドも買取需要が高い宝石であり、買取金額が比較的安定しているので安心です。そのほかの貴金属類も、保証書がある、状態がよい、人気ブランド品といった好条件を満たすものは、買取を強化している業者も多いので調べてみるとよいでしょう。
2-3.趣味のコレクション
遺品の買取では、趣味のコレクションも高額査定が出やすくなります。たとえば、以下のようなものです。
- 切手・古銭
- 洋酒
- 根付
- 鉄道模型
- 古いおもちゃ類
- 人気アニメのフィギュア類
- プラモデル類
- レコード類
- 時計
- カメラ
- つり具
2-4.絵画・骨とう品
絵画や骨とう品も、思わぬ高額査定が出やすい遺品といえます。故人が生前に絵画や骨とう品を趣味で集めていて数が多い場合は、どんなものがあるかリスト化しておくと便利でおすすめです。価値がないだろう勝手に判断して処分するのは、やめましょう。見る人が見れば、大変貴重なものが含まれている可能性があります。
2-5.スポーツ用品
スポーツ用品も、高く売れる遺品です。特に、高く売れるのは以下のような種類になります。
- ゴルフセット
- スキーセット
- 野球用品
- テニス用品
- サーフボード
- スノーボード
中でも、ゴルフセットは元値が高いものが多いこともあり、安定した中古需要があります。
2-6.着物
着物も、状態のよいものは高く買取してもらえます。特に、以下のような条件を満たす着物は、思わぬ高額査定が出ることもあるでしょう。
- シミや汚れ・傷・破れなどがない
- 極端に小さい・大きいサイズではない
- 絹製
- 有名産地品(加賀友禅・西陣織など)
- 有名作家の作品
- 帯や和装小物とのセット品
2-7.家電製品
遺品整理で出た家電製品も、買取してもらえる可能性があります。ただし、以下の条件を満たしていることが条件です。
- 人気メーカー品
- 購入後3年以内程度
- 故障や不具合がない
- 目立つ汚れ・傷・破損。・ひどい臭いがない
- 購入時の主要付属品がそろっている
- 使用感が少ない
2-8.家具
家具も、買取してもらえる遺品の一つです。中でも、以下のような条件を満たす家具は、高額査定が期待できるでしょう。
- 人気ブランド品
- ダイニングセット・ソファーなど中古市場で人気の高い種類
- 外観に目立つ汚れや傷・破損・ひどい臭いがない
- 不具合や故障がない
- 購入時の補修用部品や使用説明書がそろっている
- 極端に大きなサイズではない
- ひのきや無垢(むく)材など高級な素材を使用している
2-9.パソコン・スマホ・タブレット
パソコン・スマホ・タブレットなども、高く買取してもらえる遺品です。特に、以下のようなものは高額査定が出やすくなります。
- 発売後1~2年程度
- 人気メーカー品
- 人気機種
- 不具合や故障がない
- 購入時の箱や付属品がそろっている
- 外観に目立つ汚れや傷・破損・ひどい臭いがない
- 使用感が少ない
3.遺品を高く売るためのポイント
遺品を高く売るために押さえておきたいポイントを、詳しくご紹介します。
3-1.キレイにクリーニングしておく
遺品を高く売るには、キレイにクリーニングしておくことが大切です。キレイな状態のほうが、査定時の印象もよく業者がクリーニングする手間が省けることから、高い金額を提示されやすくなります。同じ条件の遺品でも、クリーニングしているかどうかで査定金額が1~2割異なることもあるため、きちんとキレイにしてから査定に出すことが鉄則です。
3-2.数量をまとめて買取に出す
遺品はなるべく数量をまとめて買取に出すことがおすすめです。数量をまとめることで、それぞれ買取に出すより査定金額をアップする業者も多く見られます。また、買取に出す手間が減るのもメリットです。なお、どれぐらいまとめると査定金額が上乗せになるか業者によって異なるので、査定を依頼する前に調べてみるとよいでしょう。
3-3.購入時の付属品をそろえておく
購入時の付属品をそろえておくことも、遺品を高く買取してもらうポイントです。特に、電化製品などで付属品の有無が機能や使い勝手に影響する場合は、査定金額が大きく変わります。すべての付属品がそろっていなくても、買取してもらうことは可能です。しかし、主要付属品が欠品している場合は、査定金額が-になるか買取不可となることもあるので注意してください。
3-4.なるべく早く買取してもらう
なるべく早く買取したもらうことも忘れないでください。特に家電製品などは、日にちが経過するほど旧型扱いになり、査定で不利になる可能性が高くなります。そのほかの遺品でも、なるべく早く買取してもらうほうが高額査定が出やすいことに変わりはありません。相続が関係しない遺品などは、特に早く買取してもらうようにしましょう。中でも、パソコン・スマホ・タブレットは新製品の発売サイクルが早いため、なるべく早く買取に出すのがコツです。
3-5.高額査定を出した業者に買取してもらう
複数の業者に査定を依頼し、高額査定を出したところに買取してもらうのもよい方法です。業者によって査定基準が異なるため、同じ条件の遺品でも査定金額が随分異なります。中でも、趣味のコレクション品や骨とう品などは、業者に専門知識があるかどうかが大きく影響するので注意してください。また、業者によって買取を強化している品目が異なるのも、複数の業者に査定を依頼すべき理由といえます。
4.遺品を買取に出すときの注意点
遺品を買取に出すときの注意点を、具体的に確認しておきましょう。
4-1.相続が関係する場合は無断で買取に出さない
相続が発生する場合は、遺品を買取に出すときに相続者全員の同意が必要になることがあります。たとえば、金銭価値の高い遺品を買取に出し、買取代金を相続者間で分配する場合などです。よかれと考えて勝手に買取に出すと、もめごとの原因になるので注意しましょう。まずは、相続者全員に承諾を得てから動くことが大切です。なお、相続を放棄する予定がある場合は、遺品に手を付けることもいけません。遺品整理を行った時点で相続する意思があると見なされるので注意してください。
4-2.デジタル遺品の個人情報の流出に注意しよう
デジタル遺品の買取では、個人情報の流出に十分注意してください。パソコンやスマホ・タブレットなどのデジタル遺品は、個人で作成した文書や撮影画像のほか、住所録やメール・SNSでのやり取り記録など多くの個人情報が記録されています。また、ネット銀行口座やクレジットカードの番号やパスワード、個人で契約していた課金サービスの情報など重要な情報も多く残っているはずです。万が一こうした情報が流出してしまうと、悪意のある第三者に利用されて思わぬ被害に遭うことがあるので気を付けましょう。きちんとデータ消去をして処分するか、信頼できる業者にデータ消去を依頼することが大切です。
4-3.査定金額に不満がある場合は取り引きを中止してもよい
遺品買取業者が提示した査定金額に不満がある場合は、取り引きを中止しても構いません。無料で査定してもらったからといって、必ずしも買取を依頼する必要はないのです。悪質業者の中には、わざと低い金額を提示してくるところもあるので気を付けましょう。そのまま買取に出しても業者の利益が増えるだけで、後々まで不満を抱えてしまいます。不当に安い金額だと感じたら、業者に査定理由の説明を求めてください。説明を聞いても納得できないのなら買取依頼を取り下げ、ほかの業者に改めて査定を依頼するとよいでしょう。
5.信頼できる遺品買取業者を選ぶポイント
遺品は信頼できる遺品買取業者に買取を依頼することが大切です。
5-1.信頼できる遺品買取業者の選び方
信頼できる遺品買取業者の選び方は、以下を参考にしてください。
- 遺品の買取実績が豊富にある
- 査定は無料
- できるだけ高く買取している
- 買取不可の場合もリーズナブルな費用で処分できる
- 都合のよい日時・場所で回収してもらえる
- スタッフが親切で顧客からの評判もよい
- 古物商など業務に必要な許可を取得済み
なお、当リサイクル買取サービスでも、遺品の買取をお受けしています。まずは、お気軽に無料査定をご依頼ください。
5-2.遺品の買取を業者に依頼する方法
遺品の買取を業者に依頼する流れは、以下を参考にしてください。
- 信頼できる買取業者を選ぶ
- 買取業者に連絡して査定を申し込む
- 業者が遺品を査定後、金額を提示する
- 提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼する
なお、査定の結果、買取不可になった場合についてもどうするか考えておきましょう。たとえば、そのほかの業者に再度査定を依頼する、業者にそのまま引き取り処分を依頼するなどの方法があります。
5-3.悪質業者に注意すること
悪質業者には、十分に注意することが大切です。悪質業者によく見られる特徴は、以下を参考にしてください。
- 新聞に載った訃報などを参考に突然訪問してきたり勧誘電話をかけてきたりする
- 「今だけ特別に料金を安くする」など甘い言葉を多用する
- 何かと理由を付けて家に上がろうとする
- キッパリ断っているのにしつこく居座る
- 強い言葉や態度で契約を迫る
- 料金システムが不透明
- 査定基準を問い合わせても説明してくれない
- スタッフの言葉遣いや態度が悪い
- 顧客からの評判が悪い
- 正式な買取契約書を発行しない
- 身分証や社員証の提示を渋る
- 古物商許可を取得していない可能性がある
万が一悪質業者と契約すると、不当に安い金額で無理やり買取される、依頼していないものまで勝手に回収してしまうなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。遺品の買取は、この記事の「5-1.信頼できる業者の選び方」を参考にして選んだ業者に依頼しましょう。
6.遺品の買取に関するよくある質問
最後に、遺品の買取に関する質問に回します。それぞれ参考にしてください。
Q.遺品を買取に出すリミットはある?
A.特にありません。しかし、相続される遺品を買取に出す際は注意が必要です。相続手続きが完了し、自分の所有物になってから買取に出すようにしましょう。
Q.遺品を買取に出すとバチが当たる気がするのですが?
A.迷信です。遺品を処分する権利は、遺族にあります。遺言などで特に言及されていないのなら、必要以上に気にすることはありません。
Q.仏壇も買取してもらえると聞いたのですが?
A.業者によっては、状態のよい仏壇も買取対象になることがあります。ただし、遺品供養代や回収費用が別途必要になることもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
Q.ネットオークションやフリマアプリで遺品を売ってもよい?
A.構いません。ただし、中には遺品であることを気にする落札者もいるため、トラブルを避けるためにも遺品であることを明記して出品することをおすすめします。なお、ネットオークションやフリマアプリは、タイミングによってはなかなか落札されません。そのため、急ぎで買取してもらう必要がないときなどに利用するとよいでしょう。
Q.査定金額が相場より相当低くなる理由は?
A.以下のような理由が考えられます。
- 査定時に大きなマイナスポイントが見つかった
- 中古市場での需要が急激に減少した
いずれにしても、業者に連絡して査定理由を説明してもらうことがおすすめです。
まとめ
今回は、遺品の買取について詳しく解説しました。遺品を買取してもらうことで、まだ使えるものを中古品として有効活用してもらうことが可能なほか、故人への供養にもなります。また、遺品の処分費用と相殺できたり遺族に分配しやすくなったりなども主なメリットです。なお、遺品の買取は、この記事を参考にして信頼できる業者を選んで依頼しましょう。遺品を買取に出す注意点を踏まえ、信頼できる業者によく相談して進めると後悔せずに済みます。