工具の買取前に知っておきたい知識~注意点や査定の相場について~


工具さまざまな場面で使う「工具」はお手入れが必要不可欠です。
お手入れをきちんとしていてもいずれ寿命がやってくるでしょう。
使えなくなった工具は処分しなければなりません。
そこで、工具を買い取ってもらう方法や買取価格の相場、買取先を探すときの注意点について説明します。
不要になった工具の買取をしたい人はぜひ参考にしてください。
そして、上手に工具を使い続けましょう。

  1. 買い取ってもらえる工具とは?
  2. 買取価格の相場
  3. 買取先を探すときの注意点
  4. まとめ

1.買い取ってもらえる工具とは?

工具にはさまざまな種類があります。
事前に自分の工具が買い取ってもらえるかどうか知りたい人は多いでしょう。
これから、買い取ってもらえる工具について詳しく説明します。
買取前にぜひチェックしてください。

1‐1.基本的にほとんどの工具は買取可能

工具を買取に出す場合、リサイクルショップや買取専門店、工具専門のお店などさまざまな業者を利用するでしょう。
業者やお店によって異なりますが、基本的にほとんどの工具を買取ってもらえます。メガネレンチやスパナ、T型レンチ、ドライバー、ドリル、トリマーなどの電動工具も買取できるので安心してください。
業者・お店の中でもリサイクルショップは幅広い工具を買取ってくれます。
お店によって買取できるものとできないものがあるため、事前にホームページや電話で確認するといいでしょう。

1‐2.スムーズに使える工具は買取可能

工具の種類はもちろんのこと、「状態」にも買取に関係します。
状態が悪い工具は買取ってもらえません。
逆に、スムーズに使える工具、新品同様の工具は買取ってもらえるでしょう。未使用や新品に近い状態であればあるほど、買取価格も高くなります。
特に、電動工具は買取価格が高くなるので壊れる前に売りに出したほうが効率的でしょう。
壊れている工具はほとんどのお店で買取ってもらえません。買取ではなく回収にまわってしまうので回収費用がかかります。
事前に工具が使えるかどうか、不具合がないかどうか確かめてください。

1‐3.買取ってもらえない工具とは

壊れていない工具は100%買取ってもらえません。
また、壊れていない工具のほかにも買取不可になるものがあるので注意してください。スムーズに買取ができるよう、買取ってもらえない工具を確認しておきましょう。
買取ってもらえない工具とは、使用感があるもの、古いもの、販売が難しいものなどお店によってさまざまです。
たとえ、壊れていない工具でも使用感があるものは買取が難しくなるでしょう。
そして、特に注意しておきたいのが“盗品”です。
最近では、数多くの盗品が出まわっています。
よって、お店・業者がわも慎重になっているのです。盗んだ工具ではないかどうか、入念に査定するでしょう。
さらに、工具の中でも大型タイプや重量のあるものも買取ってもらえないケースが多いです。
基本的にお店や業者のホームページに「買取できないもの」を記載しています。スムーズに売るためにも事前の確認が必要です。

2.買取価格の相場

2‐1.工具の種類によって異なる買取価格

上手に工具を買取するには、買取価格を把握しなければなりません。
なぜなら、安い値段で買い取る悪徳業者がいるからです。
事前に買取価格の相場を把握しておけば、悪徳業者にだまされる心配もありません。
実際、工具類の買取価格は種類や業者・お店によって変わってきます。
工具の中でも電動工具関連は高く売れるでしょう。
たとえば、インパクトドライバーは相場がほとんど1万円以上です。
古い型の場合、5,000円ほどになりますが、新しいものは2万円になる可能性もあります。
鉄筋結束機(リバータイア)は5万円、丸のこは5,000円、ハンマードリルは5,000円~15,000円、ハンマーはおよそ15,000円になるでしょう。
全体的に買取価格を見てみると、平均5,000円~数万円になるようです。
電動工具やよく使う工具であるほど、買取価格は高くなります。

2‐2.買取前に「無料見積もり」を利用する

買取価格がはっきりとわからない場合、「無料見積もり」を利用してください。
無料見積もりはホームページからでも気軽に利用できます。
買取に出す気はなくても「買取価格」が知りたい人はぜひ利用しましょう。
売りたい工具の種類やメーカー、型式、購入年、購入価格、商品の状態などを記入するだけでOKです。
実際の査定金額とは少し異なりますが、だいたいの金額が把握できます。
無料見積もりを何社か依頼して比較するといいでしょう。比較することで、最も高いところで売ることができます。
また、無料見積もりは24時間利用可能です。
お店があいていなくても仕事帰りや時間があいているときに申し込みができます。
上手に買取を利用している人ほど、無料見積もりは必要不可欠です。

3.買取先を探すときの注意点

3‐1.サービス内容を比較する

買取先選びはとても大切です。
買取先によっては買取価格が納得できない場合があります。結果、スタッフの説得に負けてしまい取り引きしたという人も多いです。
買取に失敗しないためには、業者やお店の「サービス内容」を比較してください。
たとえば、買取までの流れをきちんと細かく掲載している業者や買取可能商品を提示している、24時間対応などさまざまです。
自分に合ったサービスがある業者に依頼したほうがスムーズにすすめるでしょう。
きちんとシステムが整っているところほど、信用できる買取先と言えます。
以上のように、買取先を探すときは「無料見積もり」だけでなく、「サービス内容」や「スタッフの対応」もチェックしてください。

3‐2.高く売るポイントを把握する

工具類を売る場合、高く売るポイントがあります。
買取先によって買取価格が異なるでしょう。
できるだけ高く売るためにも、ポイントをつかんでください。
工具を高く売るポイントは主に3つあります。
1つ目は「キレイに掃除すること」です。
工具についているホコリや汚れをできるだけキレイにふき取ってください。キレイにするだけでも高価買取が期待できるでしょう。
2つ目のポイントは、「複数買取に出すこと」です。
工具を1点だけ買取に出すよりも、複数の品物をまとめて売ったほうが買取価格がアップします。もし、不要になった工具があればまとめて売りに出してください。
最後の3つ目は「説明書・付属品をつけること」です。
工具を購入するとき、「説明書」や部品・ケースなどの付属品がついていたでしょう。説明書・付属品があるかどうかでも買取価格が大きく異なります。
お店や業者によっては数千円あがる可能性もあるほどです。
以上の3つを踏まえたうえで買取に出してください。

4.まとめ

買い取ってもらえる工具や買取価格の相場、買取先を探すときの注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
業者やお店によって買取できる工具や買取価格が異なります。
ある程度相場を把握したおいたほうがいいでしょう。
相場がわからない場合は1度査定に出してください。
今では気軽に利用できる「無料見積もり」があります。ホームページや電話・メールなどで受けつけているので、買取前にぜひ利用してください。
できるだけ高く売るためにも、数社の業者に無料見積もりを依頼することが大切です。


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