テレビを高く売るにはコツがある! 一番簡単&損しない方法を伝授!
「不要になったテレビを高く売るには、どんな注意点があるのだろう」とお考えではないでしょうか? 買い替えなどで不要になったテレビでも、まだ使えるものなら高く売ることができるに越したことはありませんよね。しかし、実際にどんな条件のテレビなら高く売ることができるのか、どこに売るのがベストなのかなどよく分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、テレビを高く売るにはどんなポイントを押さえるべきか詳しく解説します。
- テレビを売る方法にはどんなものがある?
- テレビの買取相場をチェックしてみよう
- テレビを高く売るにはどうすればいい?
- 買取対象にならないテレビの特徴は?
- 買取してもらえないテレビを処分する方法は?
- テレビを高く売るポイントに関するよくある質問
この記事を読むことで、テレビを高く売る方法やポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.テレビを売る方法にはどんなものがある?
最初に、テレビを売る方法にはどんなものがあるか見ていきましょう。
1-1.中古家電買取専門業者に売る
不要になったテレビは、中古家電買取専門業者に売ることが可能です。中古家電買取専門業者は、テレビをはじめとする家電の知識に詳しく、丁寧な査定を受けることができます。また、買取対象の取り扱いメーカーや機種が幅広いこともメリットでしょう。買取を希望するときは、業者に連絡して査定を受けてみてください。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼しましょう。なお、中古家電買取専門業者では、買取不可になった場合は引き取り処分も依頼できないのがデメリットです。
1-2.リサイクルショップに売る
不要になったテレビは、リサイクルショップに売ることができます。買取を希望するときは、リサイクルショップの店頭に持ち込むなどの方法で査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、そのままテレビを引き渡して代金を受け取ってください。リサイクルショップでは、そのほかの不用品の買取も同時に依頼できます。また、査定から代金受け取りまでその場で済むのもメリットでしょう。ただし、リサイクルショップは基本的に買取が主体であることから、買取不可になった場合は引き取り処分も依頼できないことがあります。また、個人店などでは宅配回収や出張回収の取り扱いがないこともあるので、注意が必要です。
1-3.不用品回収業者に買取してもらう
不用品回収業者でも、不要になったテレビを買取してもらえます。買取を希望する場合は、業者に連絡して査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。不用品回収業者では、都合のよい日時と場所で回収してもらえるほか、そのほかの不用品も同時に買取を依頼できます。また、万が一買取不可になった場合でも、そのまま引き取り処分を依頼できるのもメリットです。ただし、引き取り処分になった場合は、別途回収費用がかかることがあるので確認しておきましょう。
1-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する
不要になったテレビは、ネットオークションやフリマアプリに出品して売ることも可能です。実際に、毎日数多くのテレビが出品されており、条件によっては高値で落札されています。普段から利用している人なら手続きの流れにも慣れているので、スムーズに出品できることでしょう。自分が売りたい価格で出品できるほか、タイミングによってはすぐに落札される可能性もあります。ただし、出品から発送完了まで少なくとも数日程度かかるのが一般的で、急ぎで売りたい場合には向きません。また、クレームや支払い遅延が発生した場合に自分で対応することや、こん包や発送が面倒なことを理解しておくことも必要です。
2.テレビの買取相場をチェックしてみよう
テレビの買取相場をよくあるパターン別にチェックしてみましょう。
2-1.人気メーカー品の大型テレビは1台数万円以上
テレビの中でも、人気メーカー品(シャープ・パナソニック・三菱電機・東芝・ソニー・日立)で、大型画面のものは1台数万円以上が買取相場になります。特に、年式が新しくて使用感が少ないなど、よい条件がそろったケースでは、新品の半額程度の査定金額が付くこともあるでしょう。新品価格では高くて手が出ない人から安定した需要があるため、業者でも買取を強化しているパターンです。
2-2.32~40型程度のテレビは1台数千円程度~
画面の大きさが32~40型程度のテレビは、1台数千円程度~が買取相場です。ほどよい画面の大きさで、1~2人暮らし用のメインテレビやファミリー向けのサブテレビとしての中古需要が期待できます。中でも、高性能・高機能な機種の人気が高いことが特徴です。シャープなど映像の美しさで定評のあるメーカー品で状態のよいものは、1~2万円以上の査定が付くこともあるでしょう。
2-3.小型テレビは状態のよいもので1台数千円程度
26型以下のテレビは、状態のよいもので1台数千円程度が買取相場になります。新品でも安い機種が多くあるため、人気メーカー品であっても中型・大型画面のテレビに比べて中古需要が減ってしまうからです。特に、不人気メーカー品は中古市場での引き合いがほとんどないため、1台1,000円程度の査定金額を提示されることもあるでしょう。
3.テレビを高く売るにはどうすればいい?
テレビをできるだけ高く売るためのポイントを詳しくご紹介します。
3-1.汚れをキレイにクリーニングしておく
テレビをできるだけ高く売るには、汚れをキレイにクリーニングしておくことが大切です。テレビは、ホコリや手あかなどで想像以上に汚れています。外観だけでなく、接続端子の周辺や内部も意外と汚れているので、隅々まで丁寧にクリーニングして汚れを取り除いておきましょう。キレイな状態のテレビは業者の印象がよくなり、クリーニングの手間が省けることから、査定金額のアップにつながります。
3-2.購入時の付属品をできるだけそろえておく
テレビを高く売るには、購入時の付属品をできるだけそろえておくことも重要なポイントです。テレビの付属品には、以下のようなものがあります。
- リモコン
- 使用説明書
- ACアダプター・電源コード
- 各種接続ケーブル類
- 付属スタンド
- B-CASカード(B-CAS社のカスタマーセンターに連絡し使用者の変更を申請しておく)
なお、実際にはメーカー・機種ごとに付属品の内容が異なるため、メーカーのホームページや使用説明書などを参考にしてチェックしてください。
3-3.不要になった時点ですぐ買取に出す
テレビを高く売るには、不要になった時点ですぐ買取に出しましょう。新製品が発売されるほど旧型扱いになり、査定金額が下がってしまうからです。中には、数日程度の遅れで買取対象外となってしまうこともあります。また、保管するだけでも経年などの理由により内部部品が徐々に劣化することからも、不要になった時点ですぐ買取に出すことに越したことはありません。
3-4.テレビの買取を強化している業者に売る
テレビの買取を強化している業者に売ることも、重要なポイントです。テレビの査定基準は、業界で統一されているわけではありません。したがって、業者ごとに査定基準がまちまちです。そのため、同じ条件のテレビでも買取を強化していて高く査定しているところもあれば、積極的に買取しておらず査定金額が低めのところもあります。できるだけ高く売るには、複数の業者に査定を依頼して比較してみることがおすすめです。
4.買取対象にならないテレビの特徴は?
残念ながら買取対象にならないテレビの特徴を、具体的に見ていきましょう。
4-1.不具合や故障がある
不具合や故障があるテレビは中古品として需要がないため、買取対象にはなりません。不具合や故障がある時点で、再販が難しくなるからです。特に、音量調整ができない、画面の色や表示がおかしいなどでテレビを正常に視聴できない場合は、ほぼ買取不可となるでしょう。簡単な修理で直るテレビは、条件しだいで買取してもらえることもありますが、査定金額が大幅に下がるのは避けられません。
4-2.目立つ汚れや傷・ひどい臭いがある
目立つ汚れや傷・ひどい臭いがあるテレビは、買取対象外になります。テレビの機能や性能に直接関係なくても、再販しづらいからです。テレビはリビングなどに置いたままになるため、汚れや傷・ひどい臭いを気にする人が多くいます。特に目立つ位置に傷や汚れがあったり、タバコなどの強い臭いが染み付いていたりするテレビは、中古市場でほとんど引き合いがありません。
4-3.主要付属品が欠品している
主要付属品が欠品しているテレビも、買取してもらえないことがあります。たとえば、リモコンやACアダプター・電源コードなどは、テレビを視聴するのに必要不可欠な付属品です。こうした主要付属品が欠品していると、テレビとしての価値が大幅に下がることから、買取不可としている業者が多く存在します。
4-4.年式が古過ぎる
まだ十分に使えるテレビで外観がキレイな状態でも、年式が古過ぎると買取対象外になることがあります。一般的に、テレビは製造後5年以内の機種を買取対象としている業者が多いからです。年式が古いテレビは、最新型のテレビと比較して機能・性能面で見劣りすることや、内部部品の劣化が進んでいると予想されることも、買取不可と判断される理由になります。
4-5.ブラウン管テレビ
ブラウン管テレビも、買取対象外となるでしょう。すでに日本ではアナログ放送が終了しているため、ブラウン管テレビは中古需要がほとんどないのが現状です。また、液晶テレビと比較して広い設置場所を必要とする、機能面・性能面で見劣りするなどの点でも、買取してもらうのは難しいでしょう。業者の中には、買取だけでなく引き取り処分も不可としているケースも多く見られます。
4-6.不人気メーカー品
不人気メーカー品も、買取対象外になることが多いので注意しましょう。ほぼ新品で問題なく使えるテレビでも、不人気メーカー品は中古市場で引き合いが少ないため、業者でも買取しづらいのです。また、不人気メーカー品は、人気メーカー品と比較して新品価格が安く、買取しても業者の利益が少ないことも理由といえます。
5.買取してもらえないテレビを処分する方法は?
買取してもらえないテレビを処分する方法について詳しく解説します。
5-1.テレビは自治体回収にゴミとして出すことができない
テレビは家電リサイクル法の対象家電に指定されているため、自治体回収に粗大ゴミなどで出すことができません。家電リサイクル法は、テレビなどの対象家電に含まれる資源を有効活用することなどを目的とした法律で、メーカーが回収および再資源化することになっています。したがって、そのほかの方法で処分を検討する必要があるのです。なお、ポータブル型テレビ・車載用テレビ・浴室用テレビなど、家電リサイクル法の対象外となるものは、自治体回収に不燃ゴミや粗大ゴミなどで出すことができます。
5-2.家電リサイクル法に沿って処分する
買取してもらえないテレビを家電リサイクル法に沿って処分する場合、料金販売店回収方式と料金郵便局振込方式の2つの方法があります。
5-2-1.料金販売店回収方式
料金販売店回収方式とは、販売店の店頭でテレビの家電リサイクル料金と運搬費用を支払って回収を申し込む方法です。詳しい流れは、以下をご覧ください。
- 販売店の店頭でテレビの家電リサイクル料金と運搬費用を支払い、家電リサイクル券の控えを受け取る
- 指定日時に運搬業者がやってきて、テレビを回収する
- 運搬業者がメーカーの再生工場にテレビを運搬して完了
なお、テレビの家電リサイクル料金は、メーカーや画面の大きさによって異なります。詳しくは、一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センターの家電リサイクル券システムリサイクル料金一覧表を参考にしてください。テレビの運搬費用は、1台に付き1,500~3,000円程度になります。
5-2-2.料金郵便局振込方式
料金郵便局振込方式とは、郵便局でテレビの家電リサイクル料金を支払い、自分で自治体の指定引取場所にテレビを持ち込んで処分する方法です。詳しい流れは、以下を参考にしてください。
- 郵便局でテレビの家電リサイクル料金を支払い、家電リサイクル券の控えを受け取る
- 自治体の指定引取場所にテレビを自分の車などで持ち込む
- 指定引取場所の窓口でテレビに家電リサイクル券の控えを添えて引き渡す
なお、自治体によっては、指定引取場所に持ち込む前に事前予約が必要な場合があります。詳しくは、自治体のホームページなどで確認してください。
5-3.販売店の下取りに出す
テレビを買い替える予定なら、販売店の下取りを利用するのもよい方法です。販売店では、新規購入者向けにキャンペーンで古いテレビを下取りしていることがあります。下取り条件を満たすテレビなら、買い替えと同時に処分できて便利です。また、条件によっては、新規購入費用から数千円程度割り引きしてもらえることもあるでしょう。
5-4.知人や福祉施設に譲る
買取してもらえないテレビでも、まだ十分に使えるものは、知人や福祉施設に譲ることも考えてみましょう。まずは、テレビをもらってくれそうな知人や福祉施設に問い合わせてみてください。譲り先が決まれば、まだ使えるテレビを処分することなく有効活用してもらえます。なお、福祉施設に譲る場合は、一般的に配送手段を譲る側が手配し、配送費用も自己負担することになるでしょう。
5-5.海外向けの支援物資として寄付する
不要になったブラウン管テレビは、海外向けの支援物資として寄付することを検討してみるとよいでしょう。たとえば、以下のような慈善団体で、ブラウン管テレビの寄付を受け付けています。
なお、宅配便の配送費用と手数料の合計で、ブラウン管テレビ1台に付き2,000~3,000円程度負担するのが一般的です。
5-6.不用品回収業者に処分してもらう
買取不可になったテレビは、不用品回収業者に処分してもらうのもおすすめです。不用品回収業者にテレビの処分を依頼すると、以下のようなメリットがあります。
- テレビ以外の不用品の引き取り処分も依頼できる
- 集荷場所まで運ぶ必要がない
- 都合のよい日時を指定して回収してもらえる
- 時間や手間が大幅に節約できる
- 家電リサイクル法に基づく手続きやリサイクル料金が不要
- 回収後は、適切な方法でリサイクルしてもらえる
なお、当リサイクル買取サービスでも、不要になったテレビの処分をお受けしています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
5-7.事業用テレビは産業廃棄物として専門業者に処分してもらう
事業用テレビが買取不可になった場合は、産業廃棄物として処分する必要があります。具体的には、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの専門業者に依頼して処分してください。なお、産業廃棄物収集運許可を未取得の業者に依頼して処分すると廃棄物処理法違反と判断されることがあるので、注意が必要です。
6.テレビを高く売るポイントに関するよくある質問
最後に、テレビを高く売るポイントに関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.購入時の外箱やこん包材もそろえておいたほうがよい?
A.はい。購入時の外箱やこん包材があるほうがテレビを高く売ることができます。ただし、目立つ汚れや破損がある場合は、査定金額が変わらないこともあるでしょう。
Q.複数台のテレビをまとめて出せば高く売ることができる?
A.業者によっては買取点数が多くなるほど査定金額がアップするため、高く売ることができます。ただし、買取対象外のテレビが含まれていると無意味になるので注意してください。
Q.業者の査定金額に納得できないときは買取依頼をキャンセルできる?
A.可能です。査定だけで取り引きを終了してもペナルティーはないので安心してください。
Q.DVDプレーヤーもテレビと一緒に買取してもらうべきか?
A.DVDプレーヤーも不要なら、テレビと一緒に買取に出しましょう。それぞれ買取に出すより手間がかからず、場合によっては査定金額のアップにつながります。
Q.複数の業者にテレビの査定を依頼するときの注意点は?
A.信頼できると判断した業者2~3社に絞って依頼することが大切です。むやみに多くの業者に査定を依頼しても時間と労力が無駄になるだけなので、気を付けましょう。
まとめ
今回は、テレビを高く売るにはどんなポイントを押さえるべきか詳しく解説しました。テレビを高く売るためには、キレイにクリーニングしておく、購入時の付属品をそろえておくなどさまざまなポイントがあります。また、不要になった時点ですぐ買取に出すことも大切です。テレビを買取に出すなら、信頼できる不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。都合のよい日時と場所で回収してもらえる、テレビ以外の不用品を同時に買取・引き取り処分してもらえるなど多くのメリットがあります。まずは、この記事を参考にして信頼できると判断した業者によく相談してみることがおすすめです。