福祉整理とは? 業者の選び方や依頼するメリットなどを詳しくご紹介


終活が注目される中、近年は福祉整理というサービスも登場しました。福祉整理とはどのようなものか、どこへ依頼すればいいのかなど、さまざまな疑問を感じるでしょう。終活に取り組もうと考えている方は、福祉整理について知っておくと安心です。生前整理との違いや具体的な内容をご紹介します。

  1. 福祉整理とは?
  2. 生前整理との違いは?
  3. 福祉整理の具体例
  4. 福祉整理を業者に依頼するメリット
  5. 福祉整理を業者に依頼する際の注意点
  6. 福祉整理でよくある質問

高齢になると、体が思うように動かなくなり、ゴミ屋敷化してしまうケースもあり、環境改善の1つとして行います。福祉整理は、施設入居などを検討されている方にもおすすめです。生前整理と併せて考えてみましょう。

1.福祉整理とは?

まず、福祉整理とはどのようなものかを見ていきましょう。

1-1.住環境の整備

福祉整理とは、住環境などの整備や改善を行うことです。高齢になると、筋力の低下や認知症などの問題も生じ、自分で身の回りのことができなくなるケースがあります。ゴミや不用品などを溜(た)め込み、生活に支障が出る前に、福祉整理で管理がしやすい環境を作るのです。

1-2.施設入居による家財の整理や処分

施設への入居や入院の予定がある方は、身の回りをコンパクトにする必要があるため、最小限のものだけを残し、家財の整理や処分をします。自力での整理や処分が難しいので、福祉整理を依頼することが望ましいのです。

1-3.ハウスクリーニング

ハウスクリーニングで家をきれいな状態にし、過ごしやすい環境を作ることも福祉整理の1つとなります。高齢になると毎日の掃除が負担になるケースが多く、ホコリや汚れが蓄積した環境で過ごしているうちに、生きる希望も失われてしまうものです。福祉整理は死を意識して行うものではなく、前向きな気持ちで生きるための第一歩となるでしょう。

2.生前整理との違いは?

福祉整理と生前整理の違いを考えていきましょう。

2-1.福祉整理は生きるために行うもの

福祉整理は、環境を整えることで、自分の生きやすさを追求するものです。環境改善により、気持ちも明るくなり、快適な暮らしを続けることができるようになるでしょう。

2-2.生前整理は遺族のために行うもの

生前整理は、自分の死後に遺族が困らないように行うものです。体が動くうちに身の回りをコンパクトにしておき、遺言書を用意しておくなど、死を意識した準備といえるでしょう。

2-3.住環境コーディネーターの資格者が行う場合もある

福祉整理は、住環境コーディネーターの有資格者が行う場合もあります。住環境コーディネーターは、よりよい環境で暮らすためのアイデアを提案する役割を担っているのです。資格者の在籍状況は、業者によって異なります。

3.福祉整理の具体例

福祉整理の具体的な事例をご紹介します。

3-1.施設入居に伴う引っ越しと片付け

独居の高齢者が施設に入居する際、引っ越しと片付けを行います。持参するものと処分するものを仕分け、こん包までしっかり行うのです。自力で不用品の処分ができない高齢者が多いため、処分や買取などを業者が引き受けるケースがほとんどでしょう。

3-2.断捨離の手伝い

独居の高齢者が住む自宅の断捨離を手伝うのも、福祉整理の1つです。伴侶の死後、家の片付けをすることができず、不用品が蓄積していくケースも多くなっています。断捨離を行い、環境を整えることで、気分の落ち込みが緩和され、前向きに生きようという希望が芽生えるでしょう。

3-3.同居をきっかけに実家を売却

親の介護が必要となり、子どもとの同居が始まるケースもあります。同居するにあたり、実家を売却する場合は、家財や不用品などを処分しなければなりません。家全体を片付けるため、膨大な不用品が出ます。また、時間と人員を要するため、大掛かりな作業となるケースがほとんどです。しかし、ハウスクリーニングまで行ってもらえるため、買い手がつきやすくなるメリットがあります。

3-4.片付けられない高齢者の救済

認知症や肉体の衰えなどがきっかけで、家の片付けや整理整頓ができなくなり、ゴミ屋敷化してしまう高齢者も目立ちます。業者が介入することで、劣悪な環境から過ごしやすい空間に生まれ変わり、健康的な暮らしを送ることができるきっかけになるのです。

3-5.介護空間を確保するために福祉整理を行う

介護が必要となり、ベッドや介護用品の導入のため、福祉整理を行うケースもあります。ただし、ものへのこだわりがある方の場合、不用品の処分に強い抵抗を感じるケースもあるのです。デイサービスや通院中など不在時に福祉整理を行い、介護空間を一掃して気持ちのいい部屋にしておこうという家族の意向もあります。

4.福祉整理を業者に依頼するメリット

福祉整理を業者に依頼するメリットについて考えていきましょう。

4-1.迅速に終えることができる

業者に依頼すれば、迅速に福祉整理を終えることができ、すぐに快適な環境を手にいれることができるのがメリットです。身内で家の片付けや不用品の処分をすると、時間ばかりかかってしまいます。また、ものに執着心がある高齢者だと、仕分けだけでも困難な場合もあるのです。第三者が介入することで、スムーズに福祉整理が進められるでしょう。

4-2.不用品の処分と買取が同時にできる

家財などの処分を行う場合、業者によっては買取に対応している場合があります。不用品の処分は膨大な費用がかかるケースもあるため、買取で少しでも収益を得ることができるのは、親族にとって大きなメリットです。

4-3.親族間のトラブルを避けることができる

親族間で福祉整理をする場合、ご本人との話し合いがこじれてしまうケースがあります。しかし、業者に依頼することで、客観的な意見や適切な提案をしてもらえるため、親族間のトラブルを避けることができるでしょう。良好な関係を維持したいと願う親族にとって、業者の利用は穏やかな老後を過ごしてもらうために必要なものです。

4-4.肉体的負担の軽減

業者は、ものの仕分け・不用品の処分・ハウスクリーニングなどを行ってくれるため、親族の肉体的負担を大きく軽減できるのがメリットです。また、遠方でなかなか足を運べない場合でも、業者が代行して福祉整理を行ってくれるので、精神的負担も緩和されます。

5.福祉整理を業者に依頼する際の注意点

業者に福祉整理を依頼する場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか?

5-1.料金体系が明確である

業者ごとに、福祉整理の値段は異なります。料金体系が明確であれば、作業後に想定外の追加料金などが発生し、トラブルになることも少ないでしょう。見積もりや問い合わせの段階で、料金体系をしっかり確認することが大切です。

5-2.作業範囲を事前に確認する

業者ごとにサービス内容が異なるため、事前に作業範囲を確認することが重要です。仕分けから清掃まで行ってくれるのか、不用品の片付けや処分だけなのかを確認し、納得できるところを選びましょう。

5-3.安さだけで決めない

業者の見積もりを比較し、やすさだけで決めるのは危険です。必ず業者のクチコミや評判を確認しましょう。なるべく地域で長く営業している業者が安心です。良心的で信頼できる業者だからこそ、営業実績もあるといえるでしょう。費用の安さだけに注目してしまうと、トラブルなども起こりやすくなります。

6.福祉整理でよくある質問

福祉整理に関する質問を集めました。

Q.福祉整理を行えば、家の安全性が向上するのか?
A.はい、向上します。ものであふれた家は、つまずきや転倒などのリスクも高いのです。きちんと片付けを行って環境改善をすることで、思わぬ事故を防ぐきっかけになるでしょう。

Q.片付けられない家を放置するデメリットは?
A.悪臭や害虫の発生などにより、健康被害を受けることです。呼吸器疾患やアレルギーなどを発症する場合もあるでしょう。劣悪な環境で過ごしていると、気力や体力がどんどん奪われていくため、福祉整理で環境改善を行うことが望ましいのです。

Q.福祉整理に立ち会いができない場合はどうすべきか?
A.業者に相談してみましょう。業者によっては、WEBを使った遠隔カメラで作業風景を確認することができるようにしている場合があります。また、事前に意向をきちんと伝えておき、スムーズな作業が行えるように準備しておくことも大切です。

Q.福祉整理は要介護に認定されていなくても依頼できるのか?
A.はい、できます。要介護に認定される前に、介護の準備を整える目的で行う家庭もあるのです。介護が始まってから慌てて片付けをするより、早めに準備をするほうが、穏やかな心でケアができるでしょう。

Q.ものへの執着心が強い人の場合、福祉整理以外にできることはある?
A.ものへの執着心だけでなく、ものに囲まれていないと不安に感じる方もいます。ただ片付けるだけでは、根本的な解決にはなりません。心理療法などを受けることも検討してみましょう。

まとめ

高齢になると筋力や認知能力の衰えが生じ、生活環境が悪化することがあります。福祉整理で環境改善を行うことで、明るく前向きな気持ちになり、生きる力を生み出すことができるのです。福祉整理を短時間で終えるためには、業者へ依頼したほうがいいでしょう。料金体系が明確で、親身になってくれる良心的な業者を選ぶことが大切です。


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